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  • 第4回(2018年)タイ動物繁殖学会シンポジウム(The 4th Symposium of the Thai Society of Animal Reproduction, TSAR)派遣・参加報告
  • 理事長 宮野 隆
    渉外理事 菊地和弘
  • 【経緯】 TSARは2011年に設立され、ほぼ1年おきに学術大会が開催されています。学会設立には故前多敬一郎前理事長をはじめSRD役員・会員が協力しました。その流れもあり、これまでの毎回の学術大会では、SRD会員が講演要請を受け発表する機会がありました。また2014年に開催された帯広でのSRD大会にはTSAR会長等の役員を招待するなど、積極的な交流を進めています。今回の第4回タイ動物繁殖学会シンポジウムにおいても2名の講演要請を受け、理事会で審議の結果、海外交流費にて宮野理事長ならびに菊地理事の派遣が決まりました。
  • 【開催日】 2018年 8月29日(派遣期間 8月28~30日)
  • 【場 所】 Convention Hall of Veterinary Council of Thailand(タイ国獣医師会コンベンションホール、ノンタブリー県=バンコク市郊外)
  • 【大会テーマ】 Novel Technique in Semen Preservation
  • 【SRDからの参加者】 宮野 隆理事長、永井 卓監事、菊地和弘理事
  • 【プログラム・発表演題】
  • 添付プログラムならびにhttp://tsar.or.th/ をご参照ください。
  • SRDからの参加者の発表については、以下の通り。
  • 1. Plenary speaker: In vitro growth of bovine oocytes. Takashi Miyano
  • 2. Special speaker: Cryopreservation of gametes and gonadal tissues for porcine genetic resources. Kazuhiro Kikuchi
  • 【大会の概要】
  •  Opening Ceremonyでは、TSAR会長、タイ国獣医師会長、第4回大会長等から挨拶があり、宮野理事長からはシンポジウム開催の祝辞と故前多前理事長のTSARへの貢献について説明がなされました。また講演のはじめに、SRD、SRDの年次大会、JRD等の紹介がなされました。わずか1日のシンポジウムでしたが、午前には私たち2名を含む3名の講演があり、午後からは、大会のテーマである精子の保存について、タイ語と英語で会場を分けての口頭発表(パラレル セッション)が行われ、充実したものでした。またホールではポスター発表も行われました。口頭ならびにポスター発表では、審査がおこなわれ優秀発表賞が授与されています。最後に、今後の研究の方向性ついてのパネルディスカッションが行われ、基礎研究・応用研究の実施について研究者がどのように取り組むかなど、熱心な討論がなされました。
  • 【今後の予定について】
  •  SRD参加者3名ならびにTSAR役員(Kampon Kaeoket会長ならびにKaywalee Chatdarong大会長ほか)が会して、今後の2国間での国際交流について協議の機会を持ちました。TSARからは、次回2020年大会では、引き続きSRDからの参加・講演を要請すること、SRD大会への参加がしやすくなるよう1)英語のセッションを設ける、2)日本語発表でも発表スライドは英語で表示して欲しいなどの希望が寄せられました。この内容についてはMinutes of Meeting(議事録)として取りまとめる予定です。
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  • ポスター
  •  ポスター1
  •  ポスター2
  • 要旨集
  •  フルページ http://tsar.or.th/conference/tsarcon2018/からダウンロードできます。
  •  プログラム
  • プロシーディング
  • T. Miyano p.p. 13-16
  • K. Kikuchi et al. p.p. 20-24
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  • シンポジウムの風景
  • 左から、Kampon Kaeoket TSAR会長、永井 卓監事、宮野 隆理事長、菊地和弘理事、Rangsun Parnpai 教授(JRD編集委員)、Kaywalee Chatdarong大会長

  • 宮野理事長の挨拶

  • 宮野理事長の発表

  • 菊地理事の発表

  • 会場の様子

  • パネルディスカッション

  • TSARとSRDの今後の協力についての協議
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