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第116回東大大会 男女共同参画推進ランチョンセミナー報告

  • (後援:一般社団法人男女共同参画学協会連絡会)
  • 令和6年1月24日SRD男女共同参画推進委員会
  • テーマ:
    「インクルーシブな大学に向けて~神戸大学・麻布大学の取り組みを中心に~」
  • 開催日時:2023年9月25日(月) 12:00〜13:00

  • 話題提供者:永澤美保(麻布大学DEI推進センター)
          中原朝子(神戸大学ジェンダー平等推進センター)

  •  去年の同セミナーはハイブリッド形式での開催でしたが、今年は現地での開催、しかもお昼の休憩時間ということもあり、参加者数を心配しておりました。実際、100名を超える様々な年代の学会員が集まり、同シンポジウムの認知度・定着および講演内容への興味の高さが伺えました。過去の大会では、出産や育児などのライフイベントを、色々な立場(女性、男性、職場上司)で体験された会員に、経験談と気づきについて話題提供していただきました。
    会場の写真
    今大会では、男女共同参画に対する大学の取り組みについて、2大学の担当の先生にお話ししていただきました。シンポジストのお二人は、所属大学の規模や国立私立、DEI取り組み開始から期間といった形は違うながらも、『女性が働きやすい環境=みんなが働きやすい環境』という共通の考えのもとにDEI組織が活動されているとのことでした。それぞれの大学で取り組まれている内容や困っている点について報告がありました。質疑応答やシンポジウム後のアンケートでは、『大学側の取り組み事例を知ることができ、今後、自分の組織にどのように取り入れていくか参考になった。』『女性活躍の世はまだ遠いが、継続して活動していかなければならないと感じた。』など、参加者に何らかの問題提起が出来た有益なセミナーとなりました。
  • (報告者:男女共同参画推進委員 越後貫成美)