長江麻佑子会員 、上野山賀久会員、井上直子会員、束村博子会員 (いずれも名古屋大学)、平林真澄会員(生理学研究所)らの2023年12月14日にプレスリリースされた研究成果を紹介します。
https://www.nagoya-u.ac.jp/researchinfo/result/2023/12/post-598.html
生理学研究所でのプレスリリース
https://www.nips.ac.jp/release/2023/12/post_525.html
(リマインダー)日本繁殖生物学会公募型シンポジウム・教育講演に関するアンケートのお願い (12/28まで)
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応募がなかった場合は、プログラム委員会主導で大会校と協議し、シンポジウム
内容を決定する予定です。
来年度以降の学会における教育講演やシンポジウムの参考にさせていただきたい
ので、講演を聴いてみたいと思うテーマおよび先生を教えて下さい。
(一部の設問のみの記入でも結構です)
アンケートの所要時間は1~2分です。積極的にご参加ください!
日本繫殖生物学会プログラム委員会
(委員長 越後貫成美)
[日本学術会議]会長メッセージ「日本学術会議の在り方に関する有識者懇談会の第5回会合の開催について」の発出について
会長メッセージ
「日本学術会議の在り方に関する有識者懇談会の第5回会合の開催について」
の発出について
日本学術会議事務局
平素より大変お世話になっております。
今般、会長メッセージ「日本学術会議の在り方に関する有識者懇談会の第5回
会合の開催について」が発せられましたので、下記のとおりご連絡させていただ
きます。
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日本学術会議の在り方に関する有識者懇談会の第5回会合の開催について
令和5年11月20日
日本学術会議会長
光石 衛
過日11月9日(木)16:00~18:00、日本学術会議の在り方に関す
る有識者懇談会の第5回会合が開催されました。冒頭で座長から、懇談会では日
本学術会議が果たす役割の議論を深めた上で組織形態を検討するが、仮に法人化
する場合の基本的な考え方について事務局に資料作成を指示したとの発言があり
ました。私からは法人化ありきではなく、役割について議論した上で組織の在り
方に変更が必要であればその検討に入ることを期待しており、その際には法人化
するのか、国の特別の機関として存置するのか、さらにそもそも法律改正の必要
性があるのかなどが議論になると考えていることを、改めて強調しました。また、
今後特に果たすべき機能として、立法府への助言機能、学術に関わる諸機関との
緊密なコミュニケーション、日本学術会議協力学術研究団体との連携強化、事務
局機能の強化、財政基盤の抜本的な改善の5点を挙げました。
内閣府からは、「法人化の場合の基本的な考え方(案)」(第5回有識者懇談
会資料参照)の説明がありました。この案に対して私からは、会員選考、法人の
長の選出方法の内容が具体的に示されていないため、日本学術会議の自律性、独
立性が保証されるかどうかの判断が困難であること、安定的な財政基盤が確保さ
れなければ期待されている役割を果たすことはできないことを指摘した上で、次
の質問をしました。第一は法人化によって現在の学術会議が有する権限、例えば
政府への勧告や従来行っている活動ができなくなることはないか、第二は第25
期に行った会員選考を「基本的な考え方」にある「透明かつ厳正な」プロセスと
合致していると考えているか、第三は「基本的な考え方」で日本学術会議の前に
「新たな」を付した意図は何か、です。内閣府からは、権限や活動を減じたりな
くしたりすることはない、会員選考は内部に閉じたものではなく外部の目が入ら
なければならない、新しい法人になるという以外の意味はないとの回答がありま
した。
有識者委員の多くが法人化により自由度が増すといった理由で「基本的な考え
方」を支持した一方、法人化案でも国存置の従来の政府案でもない案も検討すべ
きであるとの意見も出ました。また、現在の予算では十分な活動ができないとい
う点では概ね一致しましたが、法人化により産業界等との連携にその財源を求め
ることができるようになるとのコメントに対しては、私から利益相反等の問題を
指摘しました。
議論の最後に座長から、会員の質の確保、政策決定への貢献、国際競争力の強
化、国民及び社会との対話が大切であるとの発言がありました。
私は法人化案として提示されている事項、想定されている機能・役割のほとん
どは、国に存置する形態でも可能ではないかと発言しました。法人化によって自
動的に自由度が増すわけではなく、その実質こそが重要と考えます。有識者懇談
会の議論が今後どのように進むか不透明な状況ではありますが、12月に臨時総
会を開催し、日本学術会議としての対応について議論することも視野に入れてい
ます。
引き続き、みなさまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
*内閣府・有識者懇談会HP
https://www.cao.go.jp/scjarikata/kondankai.html
*第5回有識者懇談会資料
https://www.cao.go.jp/scjarikata/kondankai/20231109shiryo.html
*第5回有識者懇談会議事録
https://www.cao.go.jp/scjarikata/20231109gijiroku.pdf
*第4回有識者懇談会議事録
https://www.cao.go.jp/scjarikata/20231102gijiroku.pdf
*第3回有識者懇談会議事録
https://www.cao.go.jp/scjarikata/20230925gijiroku.pdf
*第2回有識者懇談会議事録
https://www.cao.go.jp/scjarikata/20230906gijiroku.pdf
*第1回有識者懇談会議事録
https://www.cao.go.jp/scjarikata/20230829gijiroku.pdf
*日本学術会議HP「日本学術会議の在り方について」特設ページ
https://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/division-20.html
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【SCJ】日本学術会議ニュース・メールNo.865
** 日本学術会議ニュース・メール ** No.865 ** 2023/12/1
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1.【開催案内】中部地区会議学術講演会
「微生物がつなぐ文理融合研究-野生酵母クラフトビールと地域振興」
2.【開催案内】第6回 RISTEX総合知オンラインセミナー
「学際研究/共創型研究のすすめ」
~異分野融合において「哲学者」が果たしうる役割
:数学・認知科学・神経科学・ロボティクスとの共同研究の実践から
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【開催案内】中部地区会議学術講演会
「微生物がつなぐ文理融合研究-野生酵母クラフトビールと地域振興」
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【日時】2023年12月15日(金)13:00~16:00
【場所】静岡大学静岡キャンパス(静岡県静岡市駿河区大谷836)
【開催方法】対面・オンライン併用開催
【主催】日本学術会議中部地区会議
【共催】静岡大学
【開催趣旨】
2010年代以降日本各地で本格的なクラフトビールの製造が行われるようにな
っています。各ブルワリーは製造方法や風味を洗練させるだけでなく、その土
地との結びつきを活かし、さまざまな付加価値を付与して、差別化を試みてい
ます。
そのようなクラフトビール自体に消費者の関心が集まる一方、クラフトビー
ルツーリズム、つまりブルワリーやビアバー巡りによる観光とそれによる地域
づくりも注目されるようになっています。
日本におけるクラフトビールづくりの最先端のひとつが、植物の花などから
採取した酵母(野生酵母)を用い製造する試みです。地域の名所、なかでも歴
史的に由緒ある寺社や史跡などや、地域住民の愛着ある場所から、野生酵母を
採取してクラフトビールに活用すれば、物語性を伴った地域の名産品を生み出
せるのではないか。そして大学がこのような取り組みに関われば、野生酵母と
いう微生物を介して、生物学、歴史学、経済学、倫理学等による文理融合研究
が可能となり、それを通じて地域に貢献できるのではないか。
今回の学術講演会では、上記の意図により、静岡大学と静岡市、地元企業な
ど産官学が協働して行っているクラフトビールプロジェクトを紹介し、その理
論的・実践的意義について個別事例を超えて考えていくことをテーマとしてい
ます。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/357-s-1215-2.html
【参加費】無料
【申込み】要・事前申込み(締切 12/8)。以下のURLからお申し込みください。
https://forms.office.com/r/wNSqUywQwy
【問合せ先】
日本学術会議中部地区会議事務局(名古屋大学研究協力部研究企画課内)
Tel: 052-789-2039
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【開催案内】第6回 RISTEX総合知オンラインセミナー
「学際研究/共創型研究のすすめ」
~異分野融合において「哲学者」が果たしうる役割
:数学・認知科学・神経科学・ロボティクスとの共同研究の実践から
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社会の具体的な問題の解決や科学技術の倫
理的・法制度的・社会的課題
(ELSI)への対応に資する社会技術の研究開発を推進しているRISTEX(社会技
術研究開発センター)は、学際研究/共創型研究を進めるうえでヒントとなる
情報を発信・共有するための総合知オンラインセミナーを開催しています。
第6回は、「哲学」にフォーカスをあて、北海道大学 大学院文学研究院 教
授/人間知・脳・AI研究教育センター長 田口茂 氏をゲストにお迎えし、異分
野融合において「哲学者」が果たしうる役割についてご講演いただきます。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
<開催概要>
●開催日時: 2023年12月20日(水)17:15~18:15
●開催形式: オンライン(Zoom)
●定員: 300名(無料・先着順)
●対象: (1)学際研究/共創型研究に関心がある研究者
(2)研究推進に携わるURA、大学・研究機関・民間企業等の職員、
省庁・助成団体関係者等
●参加申込締切: 2023年12月19日(火)13:00
●詳細・参加申込:
https://www.jst.go.jp/ristex/info/event/20231220_01.html
<本件のお問い合わせ先>
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
社会技術研究開発センター(RISTEX)
総合知オンラインセミナー事務局
E-mail: r-info-event@jst.go.jp
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日本学術会議YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCV49_ycWmnfhNV2jgePY4Cw
日本学術会議公式Twitter
https://twitter.com/scj_info
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学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://jssf86.org/works1.html
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九州大学 大学院農学研究院 農業生物科学講座 動物学分野 教授公募のお知らせ
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機関名:九州大学 大学院農学研究院
内容:農業生物科学講座 動物学分野 教授・1名
応募締切り:2024年1月9日17時(事前登録)、1月15日17時(書類提出)
詳しくは下記のURLをご覧ください。
https://kobo.jimu.kyushu-u.ac.jp/pdf/20231117135518.pdf
日本繁殖生物学会公募型シンポジウム・教育講演に関するアンケートのお願い(12/28まで)
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応募がなかった場合は、プログラム委員会主導で大会校と協議し、シンポジウム
内容を決定する予定です。
来年度以降の学会における教育講演やシンポジウムの参考にさせていただきたい
ので、講演を聴いてみたいと思うテーマおよび先生を教えて下さい。
(一部の設問のみの記入でも結構です)
アンケートの所要時間は1~2分です。積極的にご参加ください!
日本繫殖生物学会プログラム委員会
(委員長 越後貫成美)
博士研究員 (College of Agriculture and Life Sciences, Cornell University) 募集のお知らせ
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米国 ・コーネル大学のVimal Selvaraj博士が博士研究員1名を募集されています。
Vimal Selvaraj
Professor of Integrative Physiology
Cornell University
College of Agriculture and Life Sciences
Ithaca, NY 14853,USA
Email: vs88@cornell.edu
https://blogs.cornell.edu/selvaraj/
詳しくは添付ファイルをご覧ください。
浅野 敦之
筑波大学生命環境系
〒305-8577茨城県つくば市天王台1-1-1
Office: 029-853-6691
e-mail: asano.atsushi.ft@u.tsukuba.ac.jp
http://www.nourin.tsukuba.ac.jp/~aasano/
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後藤哲平会員(理化学研究所)らの2023年6月2日にプレスリリースされた研究成果を紹介します。
閉経期マウスの生殖中枢イメージング
-生殖をつかさどる神経集団の活動リズムは閉経後も変わらない-
(2023年6月2日公開)
後藤哲平会員(理化学研究所)らの研究グループによる上記の成果が2023年6月2日付でプレスリリースされました。
https://www.riken.jp/press/2023/20230602_1/index.html
日本繁殖生物学会広報委員会
熊大発生研zoomセミナーの案内
IMEG mini symposium Developmental Biology of Reproduction
– Epigenetics, Gene Regulation and Metabolism in Germ Cells –
下記参加登録ページで登録をお願いします。(Zoomリンクがメールで送られます)