【SCJ】日本学術会議ニュース・メールNo.876

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    ** 日本学術会議ニュース・メール ** No.876 ** 2024/3/29    
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1.【開催案内】公開シンポジウム
  「公務員制度の変容:資源制約時代における応答要求への対応」
2.【公募情報】生研支援センター(BRAIN)
  -「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」の令和6年度公募を
  開始しました-
3.【第1回~第8回のセミナー動画公開】
  RISTEX総合知オンラインセミナー「学際研究/共創型研究のすすめ」
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【開催案内】公開シンポジウム
 「公務員制度の変容:資源制約時代における応答要求への対応」
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【主催】日本学術会議政治学委員会人口減少下の行政・地方自治分科会
【共催】日本行政学会、学習院大学大学院政治学研究科
【日時】 2024年5月18日(土)9:30~11:30
【場所】学習院大学西2号館201教室(東京都豊島区目白1-5-1)
【参加費】 無料
【定員】50人
【事前申込み】要 
 下記URLのフォームに必要事項を記入のうえお申込みください。
 (締切:2024年5月11日(土))https://x.gd/irNAt
【開催趣旨】
 人口減少・超高齢社会を迎える中で、我が国の公務員制度、とりわけ国家公
務員制度は、深刻な課題に直面している。我が国では、厳格な定員管理によっ
て公務員数の増加を抑制する取り組みが続けられてきた結果、他の先進諸国と
比べても格段に「小さな政府」を実現しているが、近年では、公務員の勤務環
境の過酷さが指摘され、志願者数の減少や勤続意欲の低下を招いている。他方、
2000年代以降の国家公務員制度改革によって、公務員人事に対する官邸の主導
性が強まり、各府省の行政官が政策形成に関する主体性を喪失しているのでは
ないかとも指摘されている。人材や財源といった行政資源の利用可能性が低下
していく資源制約時代において、国民が求める質の高い行政サービスを提供で
きる体制を維持すること、すなわち、公務員制度の応答性を確保することがで
きるのかが問われている。
 本シンポジウムでは、資源制約が強まっているにもかかわらず応答性をさら
に高めよという民主制からの要求に対し、公務員制度がどのように対応しよう
としているのかを、国際比較に基づいて考察したい。
【プログラム】https://www.scj.go.jp/ja/event/2024/363-s-0518.html
【問い合わせ先】日本行政学会事務局(jspajp2022@gmail.com

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 【公募情報】生研支援センター(BRAIN)
 -「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」の令和6年度公募を
 開始しました-
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 生研支援センターでは、本日から「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR
支援)」の令和6年度公募を開始しました。
 本プログラムは、農林水産・食品分野で、新たなビジネス創出に向けて、研
究開発型スタートアップ等が取り組む革新的な研究開発及びその成果の事業化
を支援します。

公募期間:2024年3月27日(水)~4月24日(水)正午まで
公募説明会:2024年4月4日(木)オンライン(Teams)で開催

▼詳細はこちら(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/startup/offering/koubo/R06.html

【お問い合わせ先】
生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)
事業推進部 スタートアップ支援課(担当:安達)
E-mail:brain-stupweb@ml.affrc.go.jp

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【第1回~第8回のセミナー動画公開】
 RISTEX総合知オンラインセミナー「学際研究/共創型研究のすすめ」
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 社会の具体的問題の解決や科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題ELSIへ
の対応に資する社会技術の研究開発を推進しているJST-RISTEX(社会技術研究
開発センター)は、学際研究/共創型研究を進めるうえでヒントとなる情報を
発信・共有するための総合知オンラインセミナーを開催してまいりました。

 この度、セミナーシリーズへのご反響や、多くの方からのご要望を受けまし
て、第1回から第8回までのセミナー動画をWeb公開いたしました。
 学際研究/共創型研究にご関心のある方は、是非ご視聴いただけますと幸い
です。

RISTEX総合知オンラインセミナー「学際研究/共創型研究のすすめ」
第1回 「法学」の研究者/実務者を巻き込むには?
第2回 人文・社会科学系の産学連携は何をやっているのか
    ―ELSI共創のポテンシャル
第3回 なぜ、「共創」はうまくいかないのか?
    「食」分野エコシステム構築の実践から
第4回 新興科学技術の研究開発・実装における研究者自治とリーガルデザイン
第5回 人文学(者)は何をしたいのか? オープンヒューマニティーズという
    試み
第6回 異分野融合において「哲学者」が果たしうる役割
      :数学・認知科学・神経科学・ロボティクスとの共同研究の実践から
第7回 人文・社会科学は社会の役に立つ?!文化人類学・心理学・哲学の挑戦
第8回 アカデミアにおける「共創」のリアル
      :学際研究/共創の場構築を目指す様々な実践から

●詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.jst.go.jp/ristex/info/topics/20240327_01.html

<本件のお問い合わせ先>
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
社会技術研究開発センター(RISTEX)
総合知オンラインセミナー事務局
E-mail: r-info-event@jst.go.jp
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 日本学術会議YouTubeチャンネル
  https://www.youtube.com/channel/UCV49_ycWmnfhNV2jgePY4Cw
 日本学術会議公式Twitter
  https://twitter.com/scj_info
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       学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
           http://jssf86.org/works1.html
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 日本学術会議ニュースメールは転載は自由ですので、関係団体の学術誌等へ
の転載や関係団体の構成員への転送等をしていただき、より多くの方にお読み
いただけるようにお取り計らいください。
 過去のメールニュースは、日本学術会議ホームページに掲載しております。
https://www.scj.go.jp/ja/other/news/index.html

【本メールに関するお問い合わせ】
 本メールは、配信専用のアドレスで配信されており返信できません。
 本メールに関するお問い合わせは、下記のURLに連絡先の記載がありますの
で、そちらからお願いいたします。
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 発行:日本学術会議事務局 https://www.scj.go.jp/
     〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34

[日本学術会議]3月25日幹事会及び記者会見の御報告

会員、連携会員、協力学術研究団体 各位
        3月25日幹事会及び記者会見の御報告
                           日本学術会議事務局
 平素より大変お世話になっております。
 2024年3月25日、第364回幹事会を開催するとともに、記者会見を行
いました。今回の幹事会では、各種委員会・分科会の委員等について決定しまし
た。
 記者会見では、冒頭の光石衛会長の挨拶(下記のとおり)におきまして、Gサ
イエンス学術会議2024、及び日本学術会議第191回総会の開催等について
御説明いたしました。
 幹事会資料及び記者会見で配布した資料は、日本学術会議のホームページに掲
載しております。
○第364回幹事会(3月25日)資料
 https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kanji/siryo364.html
○第26期幹事会記者会見資料(3月25日)
 https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kanji/kisyakaiken.html
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○記者会見冒頭の光石衛会長の挨拶
 本日は日本学術会議の記者会見にお集まりいただきましてありがとうございま
す。冒頭、私(光石会長)から、いくつか御報告いたします。
【Gサイエンス学術会議2024】
 まず一つ目です。4月11日(木)から12日(金)にかけて、イタリア・ロ
ーマにおいて「Gサイエンス学術会議2024」が開催されますので、日本学術
会議会長として出席してまいります。Gサイエンス学術会議は、G7サミットに
向けて科学的な政策提言を行う目的で、G7サミット参加各国アカデミーが開催
しているものです。例年、サミット開催国のアカデミーがテーマの選択や共同声
明取りまとめのための会合を開催しており、今年は、イタリアのリンチェイ国立
科学アカデミーが中心となって、人工知能や農業などをテーマとする議論が行わ
れる予定です。また、この「Gサイエンス学術会議2024」に先立ち、4月8
日(月)に、イギリス・ロンドンにおいて、英国王立協会と会談し、さらに連携
を深めていくこととしております。
【総会の開催について】
 続いて、4月22日(月)から24日(水)まで、日本学術会議第191回総
会を開催予定です。今回の総会では、通常行っている過去半年間の学術会議の各
種活動報告などに加えて、「研究力強化と学術会議への期待」と題して、鈴鹿医
療科学大学学長の豊田長康先生、東京大学名誉教授・外務大臣科学技術顧問の松
本洋一郎先生、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構特任教授の山口周先生
の3名から御講演をいただくとともに、討議を行う予定です。
【企画WGについて】
 また、昨年12月9日の総会で私(光石会長)から説明した「アクションプラ
ン」に関して、その具体化を検討するため、「第26期アクションプラン企画W
G」を立ち上げて議論を開始しました。その進捗や成果については、先ほど御紹
介した来月の総会等において、適時に報告してまいります。
【あり方WGについて】
 さらに、日本学術会議の在り方についてです。昨年12月に有識者懇談会の
「中間報告」及び政府方針が公表されたところですが、このような状況を踏まえ、
学術会議としても、WGを立ち上げて議論を始めております。
 今後の内閣府における法制化に向けた検討においても、このWGをはじめとし
て、適切に対応してまいりたいと思います。
【令和6年能登半島地震3ヶ月報告会及び人口減少社会と防災減災】
 本日、公開シンポジウム「令和6年能登半島地震3ヶ月報告会」及び公開シン
ポジウム「人口減少社会と防災減災」がオンラインで開催されました。本件につ
いて、三枝副会長から後ほど補足いただければと思います。
【学術フォーラム・公開シンポジウム等】
 最後に、今後の公開シンポジウム等の開催予定について、HPに掲載しており
ますので御覧いただければと思います。
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【ご案内】令和6年度畜産関係学術研究委託調査の公募について

農畜産業振興機構より,掲題の件で連絡がありましたのでご案内いたします。
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日頃よりお世話になっております。
私、農畜産業振興機構 調査情報部の須藤と申します。
当機構では、最近の情勢を的確に捉えた畜産経営の安定等に有益な畜産物に関する専門的または応用的な研究を通じて当機構の募集する研究課題について、大学や試験研究機関等から広く募集し、審査・選考の上、研究委託調査を実施する「令和6年度畜産関係学術研究委託調査」の研究課題を現在公募しております。
このことについて、多くの方にご応募いただきたく、誠に恐れ入りますが貴学会に所属されております会員の皆様にご案内(ホームページ掲載やメール配信など)していただけませんでしょうか。
募集公告につきましては、当機構のホームページの「調達情報」の「入札公告」に掲載しております。(下記URL参照)
(掲載URL)
お忙しいところ恐縮ですが、何卒、ご協力の程よろしくお願いいたします。
ご質問等がございましたら、下記担当までご連絡していただきますようお願いします。
ご応募お待ちしております。
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独立行政法人農畜産業振興機構
調査情報部
須藤 瑛亮
TEL03-3583-4398
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【募集案内】JST先端国際共同研究推進事業(ASPIRE) 2024年度日米NSF Global Centers共同研究提案の募集について

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)より,掲題の件で連絡がありましたのでご案内いたします。
平素より格別のご厚情を賜り御礼を申し上げます。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、日本の科学技術力の維持・向上を図るため、政策上重要な科学技術分野において、国際共同研究を通じて日本と科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け、日本の研究コミュニティにおいて国際頭脳循環を加速することを目的として、先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)を実施しています。
このたび米国NSFのGlobal Centersと協力して、以下の通り共同研究の提案を募集します。
詳細情報はASPIREのウェブサイトをご覧ください。
【詳細情報】
【公募概要】
研究分野:バイオ分野
募集テーマ:Use-Inspired Research Addressing Global Challenges through the Bioeconomy
相手国:日本、米国、カナダ、フィンランド、韓国、英国(米国側研究者の参加が必須)
支援額:1課題あたり最大5億円(直接経費の30%にあたる間接経費を含む)
支援期間:2024年11月〜2030年3月(約5年5ヶ月)
採択予定数:0〜3件程度
募集締切:2024年6月11日(火)午後5時(日本時間)
応募方法:ASPIREウェブサイトにて、JSTの公募要領、公募要領別紙(日本側応募者への応募にあたっての注意事項)を、NSFのウェブサイトにてNSF側の公募要領『Global Centers (GC) Use-Inspired Research Addressing Global Challenges through the Bioeconomy』を熟読してください。申請にあたっては、JSTとNSFのそれぞれが指定する申請書類を相手側研究者と共同で作成し、JSTとNSFのそれぞれに提出する必要があります。
 <本件に関するお問い合わせ先>
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
国際部 先端国際共同研究推進室(ASPIRE)
日米Global Centers公募担当
E-mail:aspire-gc@jst.go.jp

JST戦略的創造研究推進事業の2024年度募集につきまして

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)より,掲題の件で連絡がありましたのでご案内いたします。

■戦略的創造研究推進事業における2024年度戦略目標決定

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●2024年度戦略目標の決定

文部科学省にて戦略的創造研究推進事業における2024年度戦略目標が決定されました。この戦略目標の下に、新規研究領域が発足する予定です。

自律駆動による研究革新

新たな社会・産業の基盤となる予測・制御の科学

持続可能な社会を支える光と情報・材料等の融合技術フロンティア開拓

選択の物質科学~持続可能な発展型社会に貢献する新学理の構築~

「生命力」を測る~未知の生体応答能力の発見・探査~

詳細は、文部科学省webページをご参照ください。

https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2023/mext_000010.html

■CREST・さきがけ・ACT-X公募スケジュールについて

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●公募のスケジュール(予定):

 JSTは、戦略目標の達成に向けた研究領域及び研究総括を設定し、以下のスケジュールにて戦略的創造研究推進事業(CREST・さきがけ・ACT-X)における2024年度の研究課題の公募・選定等を行う予定です。

2024年度の募集領域は、2022年度、2023年度に発足した研究領域と2024年度に発足する新規研究領域(後日公開)が対象となります。

なお、本研究提案募集の予告は、国会における令和6年度政府予算の成立を前提として行っています。

<スケジュール>

募集期間 4月上旬~6月上旬

選考期間 6月上旬~8月中旬

研究開始 10月1日(予定)

【注】以上のスケジュールは現時点での予定であり、予告無く変更することがありますので、予めご了承ください。 

公募に関する情報は下記webページで随時更新しておりますのでご覧ください。

https://www.jst.go.jp/kisoken/boshuu/teian.html

●問合せ先:

 国立研究開発法人科学技術振興機構 戦略研究推進部[募集専用]

 E-mail:rp-info@jst.go.jp  

■ 戦略的創造研究推進事業CRESTにおけるフランスANRとの日仏共同提案募集

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●募集趣旨:

戦略的創造研究推進事業CRESTの2024年度募集において、フランス国立研究機構(ANR)と連携し、以下の研究領域で日仏共同提案を募集します。採択された場合、日本側グループはJST(CREST)から、フランス側グループはANRからそれぞれ支援を受けます。

●共同研究提案を募集する研究領域:

・「ナノ物質を用いた半導体デバイス構造の活用基盤技術」(研究総括:齋藤 理一郎)

●応募方法:JSTとANRの両機関に共同研究提案書(英語、CREST-ANR共通書式)を申請。

●募集期間:

ANR側:2024年3月11日(月)~6月7日(金)10:00 中央ヨーロッパ時間(夏時間)

※ANRの申請受付期間は、JST(CREST)と異なりますのでご注意ください。

※JSTの申請受付は、今後CREST募集HPにてご案内いたします。

※CRESTへの応募の際に、ANRに提出した日仏共同研究提案の内容を変更することはできません。

※日仏共同提案と通常のCREST提案の両方を申請することはできません。

●詳細URL: 

[ANR]https://anr.fr/en/call-for-proposals-details/call/bilateral-collaboration-anr-jst-crest-for-three-research-areas-nano-material-semiconductors/

[CREST]https://www.jst.go.jp/kisoken/boshuu/teian.html

●問合せ先:国立研究開発法人科学技術振興機構 戦略研究推進部[募集専用]

      E-mail:rp-info@jst.go.jp

理化学研究所 基礎科学特別研究員 募集

理化学研究所より,掲題の件で連絡がありましたのでご案内いたします。
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「理化学研究所 基礎科学特別研究員 募集」
理化学研究所は、当研究所において自由な発想で主体性を持って基礎研究を強力に推進する
若手研究者を、2025年度の基礎科学特別研究員として募集します。
機関名:理化学研究所
内容:基礎科学特別研究員 募集 
応募締切日:2024年4月16日
研究分野:数理科学、自然科学(物理学含む)の科学技術分野で、理研の研究領域に関連性を有するもの。

[日本学術会議]2月29日幹事会のご報告

会員、連携会員、協力学術研究団体 各位

            2月29日幹事会のご報告            

                           日本学術会議事務局

 平素より大変お世話になっております。
 2024年2月29日、第363回幹事会を開催いたしました。今回の幹事会
では、各種委員会・分科会の委員や令和6年度代表派遣実施計画等について決定
しました。幹事会資料は、日本学術会議のホームページに掲載しておりますので
以下URLよりご覧ください。
 なお、今月は、幹事会後の記者会見は実施しておりません。

○第363回幹事会(2月29日)資料
https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kanji/siryo363.html