【SCJ】日本学術会議ニュース・メールNo.786

======================================================================
** 日本学術会議ニュース・メール ** No.786**  2022/2/10
======================================================================
1.【開催案内】第21回アジア学術会議 ※開催方式変更
2.【開催案内】公開シンポジウム
  「生物多様性からみたワイルドサイエンス」
3.【開催案内】サイエンスカフェ
  「気づける不思議、見逃す仕組み~認知心理学から広告を読み解く~」
4.【開催案内】公開シンポジウム
  「生命科学分野におけるジェンダー・ダイバーシティ」
   第3回「Disability Inclusive Academia:障害のある人々の視点は科
   学をどう変えるか」
5.【日本政府観光局からのお知らせ】
  「国際会議主催者セミナー(2/16)」のご案内
■——————————————————————–
【開催案内】第21回アジア学術会議 ※開催方式変更
——————————————————————–■
【テーマ】Science, Technology & Social Science Research: Together for 
     a Better World
【日時】2022年3月15日(火)~3月17日(木)
【場所】オンライン
 ※感染再拡大により、インド現地での開催は中止。オンラインのみで開催
  されます。
【主催】Indian Council of Social Science Research (ICSSR)
【使用言語】英語
 参加を希望される場合には、以下ウェブサイト記載の登録方法やスケジュー
ルをご確認ください。
【第21回アジア学術会議ウェブサイト(主催機関HP)】
https://icssr.org/sca
【お問い合わせ先】
 日本学術会議事務局 アジア学術会議事務局
  Email: sca_secretariat@cao.go.jp
 主催機関 Indian Council of Social Science Research
  Email: sca21icssr@gmail.com

■——————————————————————–
【開催案内】公開シンポジウム
 「生物多様性からみたワイルドサイエンス」
——————————————————————–■
【日時】2022年2月26日(土)13:30~17:00
【場所】オンライン開催
【主催】日本学術会議基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同ワイルドライ
   フサイエンス分科会
【共催】総合地球環境学研究所、京都大学生態学研究センター、京都大学野生
    動物研究センター、科研費新学術領域研究「共創言語進化」総括班
【開催趣旨】
 私たちは、生物多様性保全をより身近なものとしてとらえ、野生動物と人の
暮らしを一体として守りたい。今回の新型コロナウイルス問題についても、生
物多様性の進化史を遡って考えることが重要である。本シンポジウムでは、目
に見える大型動物の保全から細菌、ウイルスなどを含んだ生物の進化史的なつ
ながりを概説し、関連省庁、生き物を目の当たりにしている飼育繁殖施設、農
村や生産者、それらをつなぐ研究者の、実感を伴う議論によって、総合科学と
して自然誌科学を野生動物管理に活かす枠組みに向けた連携をはかる。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2022/320-s-0226.html
【参加費】無料
【定員】1000名
【事前申し込み】要
 以下より事前参加申込みをお願いします。(2月23日(水)〆切)
https://docs.google.com/forms/d/11MyY54K0klUuVAeC-zkgTKNNkGxmaebufpzzDvL3sqE/edit?hl=JA
 申し込みいただいた方には、開催日までに視聴用URLをメールでご案内しま
す。
【問い合わせ先】
 シンポジウム「生物多様性からみたワイルドライフサイエンス」実行委員会
 E-mail: ws-contact@googlegroups.com

■——————————————————————–
【開催案内】サイエンスカフェ
 「気づける不思議、見逃す仕組み~認知心理学から広告を読み解く~」
——————————————————————–■
【日時】2022年3月2日(水)18:30~19:40
【場所】三省堂書店札幌店ブックス&カフェUCC
   (札幌市中央区北五条西2-5JRタワー札幌ステラプレイス5F)
   ※状況によってはオンライン(又はハイブリッド)開催の可能性あり。
【主催】三省堂書店 札幌店
【共催】北海道大学CoSTEP、日本学術会議北海道地区会議
【開催趣旨】
 自分ではまったく覚えていないのに、あとから「伝えたよね?」っていわれ
ることありませんか?それはあなたのせいではなく、もしかしたら伝え方のせ
いで見逃していたのかもしれません。
 認知心理学者の河原純一郎さん(北海道大学大学院文学研究院教授)は、人
間が情報を認知する仕組みを、私たちに身近な広告をテーマに、実験し、その
メカニズムを明らかにしています。私たちが情報に気が付く要因には、その情
報自体が目立つ「モノの要因」、私たち自身が情報に注意している「意図の要
因」、個人的な価値に紐づけられた「過去の要因」の三つの要因があると整理
されています。
 本サイエンスカフェでは、その要因を具体的な事例や河原さんが行っている
実験事例を通して詳しく紹介していきます。
 さてこのチラシに気が付いた皆さんは、どんな理由で気が付きましたか?

 講師:河原純一郎さん(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院文学研究
            院教授)
 聞き手:奥本素子さん(北海道大学高等教育推進機構科学技術コミュニケー
            ション教育研究部門准教授) 

【参加費】500円(コーヒー・お茶菓子代)
【定員】25名程度
【事前申し込み】要
 参加申し込み先: https://www.books-sanseido.co.jp/info/sciencecafe/  

■——————————————————————–
【開催案内】公開シンポジウム
 「生命科学分野におけるジェンダー・ダイバーシティ」
 第3回「Disability Inclusive Academia:障害のある人々の視点は科学を
 どう変えるか」
——————————————————————–■
【日時】2022年3月23日(水)13:00~16:05
【場所】オンライン開催(Zoom)
    ※手話通訳と文字通訳がつきます。
【主催】日本学術会議 第二部生命科学ジェンダー・ダイバーシティ分科会
    日本学術会議 科学者委員会男女共同参画分科会
【後援(予定)】
    文部科学省、内閣府政策統括官(政策調整担当)、国立研究開発法人
    科学技術振興機構、公益社団法人日本薬学会、一般社団法人日本看護
    系学会協議会、一般社団法人日本医学会連合、一般社団法人日本歯科
    医学会連合、一般社団法人日本農学会、生活科学系コンソーシアム、
    生物科学学会連合、日本生命科学アカデミー、日本農学アカデミー、
    男女共同参画学協会連絡会、全国ダイバーシティネットワーク、一般
    社団法人全国高等教育障害学生支援協議会、日本聴覚障害学生高等教
    育支援ネットワーク、日本障害学会
【開催趣旨・プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2022/320-s-0323.html
【参加費】無料
【定員】約1000名(事前申込先着順)
【事前申し込み】要
https://forms.gle/osn3XQhWHomFXPhv5
 お申し込みいただきました方には、3月21日に参加のURLをご案内いたします。
届かない場合は、再度、お申し込み下さい。
【問い合わせ先】メールアドレス:SCJ25.Symposium@gmail.com

■——————————————————————–
 【日本政府観光局からのお知らせ】
 「国際会議主催者セミナー(2/16)」のご案内
——————————————————————–■
◆「国際会議主催者セミナー(2/16)」のご案内
 日本政府観光局(JNTO)では、国際会議を主催する皆様に、会議の誘致や開
催のノウハウを提供させていただくために、「国際会議主催者セミナー」を開
催します。
 具体的に誘致・開催のご予定がある方はもちろん、今後の参考のためという
方の参加も大歓迎ですので、ぜひご参加ください。ご参加を希望される皆様は、
事前参加登録のうえ是非セミナーにご参加ください。

【開催概要】
 開催日時:2022年2月16日(水)12:20~13:30
 開催方法:オンライン開催
 参加費:無料(事前申込制)
 申込方法:以下のURLより参加登録をし、登録完了メールの案内に沿ってご
      参加ください。
       https://ez-entry.jp/jntoseminar/entry/
申込締切:2月15日(火)日本時間18:00
      ※定員500名に達し次第受付終了とさせていただきます。
【ご講演】
 冒頭、私どもJNTOの国際会議誘致・開催に関する支援内容等をご案内させて
いただきます。
(1)「国際会議開催の推進~世界で光り輝く広島大学を目指して~」
 広島大学 学長 越智 光夫 MICEアンバサダー
(2)「第17回世界地震工学会議(17WCEE)をハイブリッド開催して学んだこと」
 東京大学生産技術研究所 教授 中埜 良昭 MICEアンバサダー
【セミナー内容】
 内容の詳細については下記URLからご覧ください。
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/20211217_3.pdf
<お問合せ先>
 国際会議主催者セミナー事務局
 株式会社サンケイ会館内
 担当:高野・小此木・近野   
 TEL: 03-3516-7813
 E-Mail: jntoseminar@sankeibldg.co.jp
<JNTO担当部署>
 JNTO MICEプロモーション部 誘致推進グループ
 担当: 野村・河横・西込
 TEL: 03-5369-6015 
 E-Mail: conference_ambassador@jnto.go.jp

***********************************************************************
       学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
           http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************
=======================================================================
 日本学術会議ニュースメールは転載は自由ですので、関係団体の学術誌等へ
の転載や関係団体の構成員への転送等をしていただき、より多くの方にお読み
いただけるようにお取り計らいください。
 過去のメールニュースは、日本学術会議ホームページに掲載しております。
https://www.scj.go.jp/ja/other/news/index.html

【日本学術会議ウェブサイトの常時暗号化について】
日本学術会議ウェブサイトは2021年10月1日より常時暗号化通信(TLS1.2)
対応いたします。
新URL:https://www.scj.go.jp
日本学術会議ウェブサイトへのリンク、お気に入り等設定している場合は、
お手数ですが「https」への修正をお願いいたします。

【本メールに関するお問い合わせ】
 本メールは、配信専用のアドレスで配信されており返信できません。
 本メールに関するお問い合わせは、下記のURLに連絡先の記載がありますの
で、そちらからお願いいたします。
=======================================================================
 発行:日本学術会議事務局 https://www.scj.go.jp/
     〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34

「持続可能な発展のための国際基礎科学年(IYBSSD2022)」へのご協力のお願い

日本学術会議協力学術研究団体の皆様


「持続可能な発展のための国際基礎科学年(IYBSSD2022)」へのご協力のお願い


 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 日本学術会議協力学術研究団体の皆様におかれましては、平素より日本学術会議の
活動にご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 さて、既にご承知のことと存じますが、昨年12月2日に開催された国連総会におい
て、2022年6月30日~2023年6月30日までを「持続可能な発展のための国際基礎
科学年(IYBSSD2022)」(The International Year of Basic Sciences for Sustainable 
Development)とすることが決議されました。
 本国際基礎科学年は、人類にとって高い価値をもつ基礎科学に対する世界的な認識
を高め、教育を強化することが、持続可能な発展を達成し、世界中の人々の生活の質
を向上させるために不可欠であるとの認識の下、国連総会が全ての加盟国、国連の組
織、その他の世界的、地域的、小地域的な組織、及び学界、市民社会、特に国際的及
び国内的な非政府組織、個人、民間部門を含むその他の関係者に対し、各国の優先事
項に従って、持続可能な発展のための基礎科学の重要性を認識し、それを一層高める
よう呼びかけるものです。

 日本学術会議といたしましても、「持続可能な発展のための国際基礎科学年2022 
(IYBSSD2022)連絡会議」を新たに設置するとともに、関係学協会の皆様と協力して、
本国際基礎科学年に係る国内の取組みを展開していきたいと考えております。
 つきましては、各協力学術研究団体におかれましても、本国際基礎科学年の趣旨を
踏まえ、シンポジウムやイベントの開催等を企画していただくともに、本国際基礎科
学年に対する支援のメッセージを積極的に発信していただければ幸いです。
 現在、日本学術会議においては、本国際基礎科学年に関する特設ページを開設し、
https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/iybssd_s/index.html
関係学協会に関するものも含め幅広い情報を提供していきたいと考えて
おりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 なお、今後、上記の特設ページに協賛機関のリストを掲載させていただきたいと考
えておりますので、本国際基礎科学年にご賛同いただける学協会におかれましては、
募集ページよりその旨をご登録いただければ幸いです。
https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0174.html

                                                                                        令和4年2月9日
                                            日本学術会議 会長
                                                梶田 隆章

「日本学術会議の在り方に関する政策討議取りまとめ」について(会長メッセージ)

                                                                                     令和4年2月1日
総合科学技術・イノベーション会議「日本学術会議の在り方に関する政策討議取りまとめ」
(令和4年1月21日)について(会長メッセージ)
                                                                                  日本学術会議会長
                                                                                          梶田隆章

 この度、総合科学技術・イノベーション会議の有識者議員7名(以下「有識者議員」)に
より、「日本学術会議の在り方に関する政策討議取りまとめ」(以下「取りまとめ」)が公表
されましたので、取りまとめの内容や今後の対応についての考え方を会員・連携会員並びに
学協会の皆様にお伝えします。
 以下をお伝えする前提として、日本学術会議会長はその職責上、総合科学技術・イノベー
ション会議の構成員ですが、本件議論においては日本学術会議の現状に関する資料や見解
の説明者として参加したにとどまり、取りまとめの作成には関与していないことを申し添
えます。取りまとめにおける日本学術会議の発言の取捨選択や配列は有識者議員の判断と
責任の下で行われています。(なお、政策討議の議事概要は総合科学技術・イノベーション
会議HPをご覧ください。)
https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/index2021.html

 取りまとめでは、令和3年4月に公表した「日本学術会議のより良い役割発揮に向けて」
(以下「より良い役割発揮報告」)で我々が示した見解と認識を同じくする部分と、異なる
認識が表明されている部分とがあります。それらについて、日本学術会議を代表すべき立場
にある私の見解を、あらかじめ幹事会構成員にも意見を求めた上で、以下のとおり会員及び
連携会員並びに学協会の皆様にお伝えします。

 まず、昨年5月以来、政策討議の場において、日本学術会議の在り方に関して有識者議員
が多くの時間を費やして熱心な議論を行い、取りまとめを作成されたことに敬意を表しま
す。
 日本学術会議の在り方に関する我々の見解は、より良い役割発揮報告に示したとおりで
す。我々がそこに示した、国際活動の強化、意思の表出と科学的助言機能の強化、対話を通
じた情報発信力の強化、透明性のある会員選考プロセス、事務局機能の強化という改革の方
向性に関し、取りまとめの認識も基本的に一致しています。
 また、総合科学技術・イノベーション会議と日本学術会議が「車の両輪」であることが確
認されており、今後、その内容について、改めて幅広い観点から協議していくことが必要と
考えています。
 加えて、取りまとめにおいて、改革を実施していくうえで「所要の事務局機能、財政基盤
等の再構築は不可欠」と述べられているとおり、会員が全員非常勤であること(これは日本
学術会議に固有の形態ではなく、各国アカデミー共通の事象です)を十分考慮し、事務局機
能・スタッフ機能の充実と財政基盤の拡充が必要とする点で、有識者議員が我々と見解を同
じくしたことを歓迎します。

 他方、取りまとめの「5 結論」において、「改革のフレームや時間軸についての考え方
や具体的な進め方などについては、必ずしも一致を見ていないことが認識された」と記述さ
れています。
 欧米の多くのアカデミーと異なり、日本学術会議においては、会員は終身制ではなく任期
制になっていることから、執行部が責任を持って取り組むことができる期間が限定されて
います。より良い役割発揮報告は、今期の執行部の任期が令和5年9月までであることを
前提に、現行の法律も踏まえ、かつ、同時に長期的な視野にも立って、任期内に実行可能な
方策を検討して取りまとめたものです。
 これに対し、有識者議員は、我々が踏まえていたそのような前提ないし制約条件をいった
ん外し、ある意味、理想的なアカデミーの在り方を議論することを志向したと考えられます。
このような議論の意義や進め方自体を否定するものではありませんが、より良い役割発揮
報告と今回の政策討議の「フレームや時間軸」にずれが生じたことの一因はここにありまし
た。
 政策討議の場で日本学術会議側から繰り返し説明したように、各国のアカデミーはそれ
ぞれの国の歴史的経緯を伴った学術に関する「生態系」の構成要素であり、その在り方の特
性もそれによって規定されています。したがって、「生態系」全体を視野に入れて考察する
ことなく、その構成要素の一つであるアカデミーだけを取り出して海外のそれと比較して
みても、生産的な結論は生まれません。取りまとめが求める理想的なアカデミーの在り方と
その実現に向けた方策の検討のためには、日本の学術全体を見据えた長期的かつ総合的な
議論の場が必要であると考えます。残念ながら今回の政策討議はそれを行える場ではあり
ませんでしたが、そのような議論の場が設定されるのであれば、我々はそこに参加する用意
があることを付言します。
 組織形態に関しては、同じく取りまとめ「5 結論」において、「現在の組織形態が最
適なものであるという確証は得られていない」と述べられています。しかし、今回の政策
討議では、日本学術会議の組織形態が議論された過去の会議(平成15年総合科学技術会
議、平成27年日本学術会議の新たな展望を考える有識者会議)での検討をレビューする
ことを中心に議論が進められ、公表されている会議資料や議事概要を見る限り、具体的な
組織形態について十分に掘り下げた議論は行われなかった模様です。
 他方、より良い役割発揮報告は、日本学術会議を国の機関とする場合、国の機関以外の
設置形態とする場合の双方について、前者に関しては、現行形態に加えて立法・行政・司
法のいずれからも独立した国の機関としてのあり方の検討可能性にも言及し、後者に関し
ては独立行政法人、公益法人、特殊法人という3つの類型を具体的に念頭に、各種形態の
メリット・デメリットについて専門家を交えた詳細な検討を行った上で取りまとめたもの
であり、政府における今後の検討においても議論のベースとなり得るものと確信していま
す。

 政府における今後の検討は、小林内閣府特命担当大臣(科学技術政策)の下で行われるこ
ととなる見込みです。
 取りまとめの公表の同日夕方に行われた小林大臣との面談では、大臣から、あらかじめ決
め打ちすることなく丁寧に検討を進め、できれば夏までには政府としての方針を示したい
こと、日本学術会議とコミュニケーションをとりながら、引き続き未来志向で取り組んでい
きたいことなどのお話がありました。
 今後の対応においては、政府との信頼関係の構築の妨げになっている任命問題の一日も
早い解決を図った上で、より良い役割発揮報告に示した日本学術会議の考え方が反映され
るよう、政府に求めてまいります。もちろん日本学術会議としても、より良い役割発揮報告
で示した改革を着実に実行してまいります。会員・連携会員並びに学協会の皆様におかれま
しては、引き続きのご理解とご支援をよろしくお願いします。

【SCJ】日本学術会議ニュース・メールNo.784

======================================================================
** 日本学術会議ニュース・メール ** No.784**  2022/1/28
======================================================================
1.【開催案内】開催まであと3日!!国際シンポジウム
 「持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2021『ネットゼロ・
  エミッション―達成に向けた学術の役割―』」
  (1月31日(月)正午申し込み〆切)
2.【記録】日本学術会議と国内の学協会連合等との連携に関する調査報告書
■——————————————————————–
【開催案内】開催まであと3日!!国際シンポジウム
 「持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2021『ネットゼロ・
  エミッション―達成に向けた学術の役割―』」
  (1月31日(月)正午申し込み〆切)
——————————————————————–■
 来週の1月31日(月)、2月1日(火)に、国際シンポジウム「持続可能な社
会のための科学と技術に関する国際会議2021『ネットゼロ・エミッション―達
成に向けた学術の役割―』」をオンラインで開催いたします。
 開催まであと3日となりました。カーボンニュートラル実現に向け、科学に
求められる役割とは何か、気候変動研究の世界的権威のヨハン・ロックストロ
ーム先生や、英国ロイヤル・ソサイエティ外務担当副会長に先月就任されたロ
ビン・グライムス先生を始め、海外からの著名な講師にもご登壇いただきます
(日本学術会議HPに講師の略歴を掲載しております)。ぜひご覧いただくとと
もに、お持ちのネットワークにも広くご共有ください。当日は、ウェビナー上
の質問BOXによるご質問も受付予定です。ぜひ積極的にご活用ください。

(日)https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2021/ja/index.html
(英)https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2021/index.html
(登壇者略歴)
https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2021/pdf/program_and_abstracts.pdf

◆参加登録はこちらから(無料)◆
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_NLD8Tu-mRay6066U0ARiZw

【日時】2022年1月31日(月)16:00-18:00
    2022年2月1日(火)20:00-22:00 (共に日本時刻)

【主催】日本学術会議(持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議
    2021分科会)
【後援】文部科学省、環境省、国立研究開発法人国立環境研究所、
    国際学術会議(ISC)、Future Earth国際事務局日本ハブ

【開催趣旨】
 気候変動に対する危機意識が国際的に高まりを見せる中、2021年はネットゼ
ロに向けた目標設定と、そこに至る具体的な対策が広く検討された1年でした。
本会議では、国内外の多様な学問分野の専門家に参加を呼び掛け、SDGsで示さ
れた17のゴールと気候変動に関する最新の動向を踏まえつつ、世界がネットゼ
ロ達成を実現するために、学術界がいかなる貢献をすべきか議論します。本会
議では「アジアでのネットゼロ・エミッション」、および「気候変動をめぐる
シナジーとトレードオフ」の二つを取り上げ、これらの論点における学術の役
割を分野横断的に模索します。

【使用言語】英語・日本語(同時通訳あり)
【定員】1000名程度

※本件問い合わせ先
 持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2021運営事務局
 株式会社 日本旅行 公務法人営業部
 Tel:03-5402-6331 fax:03-3437-3955
 E-mail:stst@nta.co.jp

■——————————————————————–
【記録】日本学術会議と国内の学協会連合等との連携に関する調査報告書
——————————————————————–■
 昨日(1月27日)、記録「日本学術会議と国内の学協会連合等との連携に
関する調査報告書」が公表されましたので、お知らせいたします。
 資料は以下のURLからご覧ください。

URL:https://http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kiroku/index.html
   https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kiroku/1-20220117-1.pdf

本件に関するお問合せ:
 日本学術会議事務局企画課 協力学術研究団体担当
 電話 03-3403-6295
 メール scj.kyoryoku-dantai.t5k@cao.go.jp

***********************************************************************
       学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
           http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************
=======================================================================
 日本学術会議ニュースメールは転載は自由ですので、関係団体の学術誌等へ
の転載や関係団体の構成員への転送等をしていただき、より多くの方にお読み
いただけるようにお取り計らいください。
 過去のメールニュースは、日本学術会議ホームページに掲載しております。
https://www.scj.go.jp/ja/other/news/index.html

【日本学術会議ウェブサイトの常時暗号化について】
日本学術会議ウェブサイトは2021年10月1日より常時暗号化通信(TLS1.2)
対応いたします。
新URL:https://www.scj.go.jp
日本学術会議ウェブサイトへのリンク、お気に入り等設定している場合は、
お手数ですが「https」への修正をお願いいたします。

【本メールに関するお問い合わせ】
 本メールは、配信専用のアドレスで配信されており返信できません。
 本メールに関するお問い合わせは、下記のURLに連絡先の記載がありますの
で、そちらからお願いいたします。
=======================================================================
 発行:日本学術会議事務局 https://www.scj.go.jp/
     〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34

本学術会議の活動と運営に関するご連絡

2022年1月27日、第321回幹事会を開催するとともに、日本学術会議
の活動と運営に関する記者会見を行いました。記者会見冒頭の梶田隆章会長の
挨拶(下記のとおり)のほか、「持続可能な社会のための科学と技術に関する国
際会議2021」の開催について、学術フォーラム・公開シンポジウム等の開催
予定についてご説明いたしました。幹事会資料及び記者会見で配布した資料は、
日本学術会議のホームページに掲載しております。

○第321回幹事会(1月27日)資料
https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kanji/siryo321.html

○第25期幹事会記者会見資料(1月27日)
https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kanji/kisyakaiken.html

———————————————————————-
○記者会見冒頭の梶田隆章会長の挨拶

【総理との面談について】
今月13日午後、総理官邸において、昨年12月の総会で決議した要望書で求
めていた岸田文雄内閣総理大臣との面談を行いました。
面談では、まず私から総理に要望書を手交しつつ、一昨年10月の第25期発
足以来、学術会議が定員を満たさない状態での活動を余儀なくさせられている
こと、カーボンニュートラルや新型コロナウイルスへの対応など国民生活に大
きな影響を与える様々な課題に直面する中で、この問題に解決が図られなけれ
ば、学術会議の活動に重大な支障を及ぼし続け、日本の学術や社会の発展にも大
きな障害になりかねないと懸念していること等をお伝えし、現在の問題を解決
し、未来志向で政府とアカデミアの建設的な信頼関係を構築できるよう、その第
一歩としてうかがった旨を申し上げました。
あわせて、昨年4月に取りまとめた「日本学術会議のより良い役割発揮に向け
て」に基づく現在の取組状況についても、国際活動の強化、科学的助言機能の強
化、対話を通じた情報発信力の強化、会員選考プロセスの見直し、の4つの柱に
沿ってそれぞれポイントをご説明申し上げました。
岸田総理からは、自分も学術会議との建設的な関係を作りたいと考えており、
引き続き対話と意思疎通を図っていきたいとの考えが示され、より良い役割発
揮に向けた日本学術会議のこれまでの取組について心強く思う、引き続き努力
して具体的な成果につなげてほしいとのお言葉がありました。
会員の任命については、当時の菅総理が任命権者として最終判断したもので
あり、一連の手続は終了していると承知しているとした上で、今後対話を重ねて
いくことが重要であるとの発言があり、任命問題に関する事柄は松野官房長官
が担当され、学術会議の組織・運営に関する事柄はこれまでと同様に小林大臣が
担当されるとのことでした。
今回の面談で、政府と日本学術会議との建設的な関係の構築について思いを
同じくしていること、会員任命問題について松野官房長官を担当に引き続き対
話を重ねていくことが確認されました。会長の責務として、松野長官との対話を
通じ、日本学術会議法の定める定員が一日も早く満たされるようこの問題に取
り組んでまいります。

【小林大臣との面談について】
また、先週21日、小林大臣とも面談を行いました。菱田副会長、小林幹事(会
長アドバイザー)も同席しました。
面談では、CSTI政策討議の取りまとめを受けて、小林大臣から、
・学術会議が国民から求められる役割機能を最大限に発揮するためにはどのよ
うなあり方が最適かという観点から検討を深めていく、
・あらかじめ決め打ちすることなく丁寧に検討を進め、できれば夏までには政府
としての方針を示したい、
・学術会議とコミュニケーションをとりながら、引き続き「未来志向」で取り組
んでいきたい、といったお話しがありました。
私からは、より良い役割発揮に向けた最近の取組状況について説明するとと
もに、来年(2023年)のG7サミットに向け、政府と連携しながらアカデミ
アからのインプットをしっかりできるよう準備を進めていきたい旨を申し上げ
ました。
———————————————————————-

長江麻佑子会員 (名古屋大学) が2022年1月に日本学術振興会育志賞を受賞

長江麻佑子会員 (名古屋大学大学院生命農学研究科動物生殖科学研究室博士課程2年) が2022年1月20日に「哺乳類の卵胞発育を制御する脳内メカニズムの解明」で第12回 (令和3 (2021) 年度) 日本学術振興会育志賞を受賞しました。

https://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/kettei.html
https://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/data/ichiran/12th_ikushi_list_jp.pdf


日本繁殖生物学会広報委員会

【SCJ】日本学術会議ニュース・メールNo.783

======================================================================
** 日本学術会議ニュース・メール ** No.783**  2022/1/21
======================================================================
1.【開催案内】国際シンポジウム
  「持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2021『ネットゼロ・
  エミッション―達成に向けた学術の役割―』」
  登壇者の詳細情報掲載
2.【開催案内】公開シンポジウム「世界の高大接続の現状と課題」
■——————————————————————–
【開催案内】国際シンポジウム
 「持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2021『ネットゼロ・
 エミッション―達成に向けた学術の役割―』」
 登壇者の詳細情報掲載
——————————————————————–■
 2022年1月31日、2月1日に、国際シンポジウム「持続可能な社会のための科
学と技術に関する国際会議2021『ネットゼロ・エミッション―達成に向けた学
術の役割―』」をオンラインで開催いたします。
 日本学術会議HPに登壇される先生方の略歴を掲載しております。海外からの
著名な講師にもご登壇いただきますので、ぜひご覧いただくとともに、お持ち
のネットワークにも広くご共有ください。当日は、ウェビナー上の質問BOXに
よるご質問も受付予定です。
 また、申込URLが変更となりましたので、ご注意ください。これまでにお申
し込みいただいた方の再登録は不要です。
(日)https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2021/ja/index.html
(英)https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2021/index.html
(登壇者略歴(日本語))
https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2021/pdf/program_and_abstracts.pdf

◆参加登録はこちらから(無料)◆※新申込URL
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_NLD8Tu-mRay6066U0ARiZw

【日時】2022年1月31日(月)16:00-18:00
    2022年2月1日(火)20:00-22:00 (共に日本時刻)

【主催】日本学術会議(持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議
    2021分科会)
【後援】文部科学省、環境省、国立研究開発法人国立環境研究所、
    国際学術会議(ISC)、Future Earth国際事務局日本ハブ
【開催趣旨】
 気候変動に対する危機意識が国際的に高まりを見せる中、2021年はネットゼ
ロに向けた目標設定と、そこに至る具体的な対策が広く検討された1年でした。
本会議では、国内外の多様な学問分野の専門家に参加を呼び掛け、SDGsで示さ
れた17のゴールと気候変動に関する最新の動向を踏まえつつ、世界がネットゼ
ロ達成を実現するために、学術界がいかなる貢献をすべきか議論します。本会
議では「アジアでのネットゼロ・エミッション」、および「気候変動をめぐる
シナジーとトレードオフ」の二つを取り上げ、これらの論点における学術の役
割を分野横断的に模索します。

【使用言語】英語・日本語(同時通訳あり)
【定員】1000名程度

※本件問い合わせ先
 持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2021運営事務局
 株式会社 日本旅行 公務法人営業部
 Tel:03-5402-6331 fax:03-3437-3955
 E-mail:stst@nta.co.jp

■——————————————————————–
【開催案内】公開シンポジウム「世界の高大接続の現状と課題」
——————————————————————–■
【日時】2022年3月12日(土)14:30~17:00
【場所】オンライン
【主催】日本学術会議心理学・教育学委員会高大接続を考える分科会、教育関
    連学会連絡協議会
【開催趣旨】
 後期中等教育から高等教育への進学者が少数であった時代においては、高大
接続とは入学者選抜という一接点のみの問題であった。後期中等教育でどれだ
けの準備をして力をつけた学生を選抜するかが高大接続の焦点であった。しか
しながら、高等教育とりわけ大学への進学率が上昇するにつれ、高大接続の課
題は、入学者選抜という一接点に加え、後期中等教育における教育内容と大学
におけるそれとの関係、後期中等教育機関から大学へ移行する生徒・学生の学
習状況など、面へと拡がりを見せるようになった。世界に先駆けて高等教育の
拡大が進んだアメリカでは、この問題は 1 世紀にわたって論じられており、
近年、高等教育進学率が急増したヨーロッパでも、また、厳しい入学試験で知
られる東アジアでも、高大接続が多面的に論じられるようになった。
 そこで、本シンポジウムでは、アメリカ、ヨーロッパ、東アジアにおける高
大接続の現状と課題を日本を念頭において相互に比較し、日本における高大接
続の在り方を考える上での示唆を得ることを目的とする。

【プログラム】
  https://www.scj.go.jp/ja/event/2022/320-s-0312.html
【参加費】無料
【定員】300人
【事前申込み】要        
  https://forms.gle/dWHNoueE7GKF7gHd6
【問合せ先】
 教育関連学会連絡協議会事務局(日本教育学会事務局内) 
jimu@jera.jp

***********************************************************************
       学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
           http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************
=======================================================================
 日本学術会議ニュースメールは転載は自由ですので、関係団体の学術誌等へ
の転載や関係団体の構成員への転送等をしていただき、より多くの方にお読み
いただけるようにお取り計らいください。
 過去のメールニュースは、日本学術会議ホームページに掲載しております。
https://www.scj.go.jp/ja/other/news/index.html

【日本学術会議ウェブサイトの常時暗号化について】
日本学術会議ウェブサイトは2021年10月1日より常時暗号化通信(TLS1.2)
対応いたします。
新URL:https://www.scj.go.jp
日本学術会議ウェブサイトへのリンク、お気に入り等設定している場合は、
お手数ですが「https」への修正をお願いいたします。

【本メールに関するお問い合わせ】
 本メールは、配信専用
のアドレスで配信されており返信できません。

 本メールに関するお問い合わせは、下記のURLに連絡先の記載がありますの
で、そちらからお願いいたします。
=======================================================================
 発行:日本学術会議事務局 https://www.scj.go.jp/
     〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34

「フィールドワークにおける性暴力・セクシュアルハラスメントに関する実態調査アンケート」回答ご協力のお願い

共同研究グループ「フィールドワークとハラスメント(HiF)」大友瑠璃子先生(北海道大学)より、掲題の件で連絡がありましたのでご案内いたします。

□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□■□□■

皆様

共同研究グループ「フィールドワークとハラスメント(HiF)」では、フィールドワークという研究手法を採る研究者や学生が、フィールドで直面する性被害とその対策に関する実態把握のために、下記のアンケート調査を行います。被害事例に関する情報収集を通して、フィールドで起こる性暴力、セクシュアルハラスメントについての対策と啓発をより充実させていくことを目的としています。

なお、本アンケートは、学問分野ごとのフィールドワーク実施状況の調査、および被害防止のための事前学習の有無に関する調査を兼ねております。フィールドワークの定義は様々ですが、HiFでは「資料やデータの収集のために、研究者自らが研究室や研究機関を離れ、研究対象とする地域や団体など(フィールド)に赴き調査を行う研究手法のこと」と広く設定しております。このようなフィールドワークのご経験がある方は、性被害経験のない方も、ぜひ回答にご協力ください(これらの方々の回答の所要時間は、3~5分程度です)。

フィールドという研究機関を離れた場所でのハラスメントは実態把握が難しく、被害と対策の実態調査は、フィールドワークを行う学生や研究者のよりよい研究環境の構築・維持のため、またフィールドに学生を送り出すにあたり、教員が取りうる対策を検討する上でも有用です。お忙しい中恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。

アンケートはこちら: https://safefieldwork.live-on.net/survey/purposes-of-this-survey/
(アンケート趣旨ページに飛びます。趣旨ページの末尾に、回答用URL(Microsoft Formsへのリンク)があります)
※アンケートが回答可能になるのは、1月15日の21:00以降になります



1.調査名:「フィールドワークにおける性暴力・セクシュアルハラスメントに関する実態調査アンケート」
2.調査目的:フィールドワーク中に起きた性暴力・セクシュアルハラスメントとその対策・対処についての実態把握
3.使用言語:日本語または英語
4. 回答所要時間:3~30分
5.実施時期:2022年1月15日~2022年2月15日(予定)
6.実施形式:Microsoft Formsを利用したウェブ・アンケート
7.倫理審査:名古屋大学倫理審査委員会による審査・承認済み(承認番号:NUHM-21-009)
8.実施主体:共同研究グループ「フィールドワークとハラスメント」(HiF)https://safefieldwork.live-on.net/
9.  後援:⼀般社団法人男女共同参画学協会連絡会  https://djrenrakukai.org/
     人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(通称 GEAHSS) https://geahssoffice.wixsite.com/geahss
10.問い合わせ先:sub.fieldworkandsafety@gmail.com

以上
フィールドワークとハラスメント(HiF)企画者一同
大友瑠璃子(北海道大学)、杉江あい(名古屋大学)、堀江未央(岐阜大学)、椎野若菜(東京外国語大学)、山口亮太(静岡県立大学/学振RPD)、蔦谷匠(総合研究大学院大学)、黄潔(名古屋大学)、稲角暢(京都大学/日本学術振興会ナイロビ研究連絡センター)


Title: An invitation to the “Survey Concerning Sexual Violence and Harassment in Fieldwork Situations”

Dear colleagues

We are inviting you to complete an online survey about sexual violence and sexual harassment in fieldwork. The study is being conducted by a multidisciplinary research project team (Harassment in Fieldwork, HiF) led by Ruriko Otomo at Hokkaido University. The survey is supported by the Japan Inter-Society Liaison Association Committee for Promoting Equal Participation of Men and Women in Science and Engineering (EPMEWSE, https://djrenrakukai.org/en/index.html) and Gender Equality Association for Humanities and Social Sciences (GEAHSS, https://geahssoffice.wixsite.com/geahss)

The survey is strictly confidential and anonymous. It is bilingual (Japanese, English) and w
ill be open during  January 15 – February 15, 2022. It should take no longer than 3–30 minutes to complete.


The purpose of the survey is to understand the actual situation regarding sexual violence and sexual harassment in fieldwork with a future aim to promote pre-fieldwork preparation and develop countermeasures.

We adopt a broad and cross-disciplinary definition of fieldwork as a way of doing research where individuals collect research data and materials first hand outside of the laboratory/office at your affiliated institution.

If you identify yourself as a fieldworker according to the aforementioned definition, your participation is most welcome. Even if you haven’t experienced sexual violence/sexual harassment, your input will also help provide valuable information not only for the betterment of the research environment for students and researchers undertaking fieldwork, but also for those who send their students to respective field sites. For those who haven’t experienced sexual violence/sexual harassment, the survey will take around 3-5 minutes.

We would be very grateful if you could consider helping us with our important research.

Please click on the web link below to begin the survey. You are directed to read the preface of the survey in a web page. At the bottom of this page, you will find the web link for the online survey (Please note the web link for the online survey will be accessible after 9:00 pm on January 15).  

https://safefieldwork.live-on.net/survey/purposes-of-this-survey-en/

Thank you very much for giving your time to help us with our research.
If you have queries or comments about the survey, please contact:
Ruriko Otomo
sub.fieldworkandsafety@gmail.com
Associate Professor
Research Faculty of Media and Communication
Hokkaido University
Kita 17, Nishi 8, Kita-ku, Sapporo,
Hokkaido, 060-0817, Japan
□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□■□□■