日本学術会議ニュース・メール **  No.213

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** 日本学術会議ニュース・メール **  No.213 ** 2009/09/11 **
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◇ 日本学術会議主催・平成21年度日本・カナダ女性研究者交流事業派遣者募集について(ご案内)
◇ 平成24年度(2012年度)開催国際会議における共同主催の募集について(ご案内)
◇ 公開シンポジウム「明日の海と食を守る水産海洋サステナビリティ学」の開催(ご案内)


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  日本学術会議主催
  平成21年度日本・カナダ女性研究者交流事業派遣者募集につきまして(ご案内)
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 標記事業につきまして、派遣者の募集を行っておりますので、ご案内申し上げます。
 事業の詳細については、以下のURLを御覧ください。宜しくお願い致します。
 http://www.scj.go.jp/ja/int/canada/index.html

1.日本・カナダ女性研究者交流事業とは
  
  概観:日本とカナダの外交関係樹立75周年及び通商関係樹立100周
     年を機に創設され、16年度から実施されている事業です。今年
     度は、日本側がカナダに女性研究者を2名、カナダ側が日本に1名、
     それぞれ派遣する予定です。

  実績:16年度は、カナダから2名の女性研究者を日本が招きました。
     17年度~20年度は、毎年日本から2名、カナダから1名ずつの
     派遣を行ないました。

  内容:両国の優れた若手女性研究者が相手国の大学や研究機関に滞在
     (1週間から10日間程度)し、専門分野における最近の研究動向等
     について情報交換するとともに、初等・中等教育段階の学校(小学校、
     中学校、高校)を訪問します。そこで、両国の研究環境や教育環境の
     違いや、双方の優れた点、検討すべき点等を直に体験することにより、
     そこで得た経験や知見を両国の女性研究者の育成や活躍のために活か
     してもらうことを目的とするものです。

2.募集人数  2人
3.派遣時期
     2009年12月~2010年3月までの期間のうち、7日から10日間程度。
4.派遣場所
     カナダ内の大学、研究機関及び初等・中等教育段階の学校
     (詳細については、受入先であるカナダ側との調整)
      ※大学、研究機関については派遣者自身の希望先を第一優先とし、
      派遣者ご自身で訪問先との交渉を行っていただきます。
      初等・中等教育段階の学校については、カナダ王立協会が訪問先
      を斡旋する予定です。
5.派遣内容
   (1)上記研究機関における情報交換ならびに専門分野に関する講演
   (2)上記教育機関(学校)における生徒達との交流ならびに講演

6.応募資格
   (1)2009年12月~2010年3月の間に、7日から10日間程度カナダを訪問
    することができる、原則として45歳以下の女性の研究者
   (2)国内外において優れた研究実績があること。
7.費用負担
    旅費(日本国内における交通費及び日本~カナダ間の往復航空賃)
    については、旅費法の定めるところにより日本学術会議が支給いたします。
    滞在費については、カナダ王立協会から支給されます。(自己負担はなし)
8.求める人材
    (1)子どもたちの教育に強い関心があること。
    (2)アウトリーチ活動に積極的であること。
    (3)人とのコミュニケーション能力が高いこと。
    (4)英語で講演ができ、コミュニケーションが図れること。
9.応募方法
     以下の提出書類を、締切りまでにご提出ください。
    (郵送、電子Mailともに可)

10.提出書類
    応募者調書(作成にあたっては、別紙の作成要領を参照ください)
    1 研究歴
    2 業績内容説明書:研究成果の概要、研究の特色、独創性、国内外
     における当該研究の位置づけと研究状況などを具体的かつ簡潔にまとめる
    (図や表を含めても可)。
    3 業績目録:論文、著書などのリスト
    4 カナダ訪問にあたっての抱負等: A4用紙1枚程度。
11.面接
    書類選考を通過した候補者について、必要に応じて面接(または
    メールによる質疑応答)を実施します。
    ※なお、面接のための旅費、交通費については自己負担になりますので
    ご了承下さい。
12.提出先 〒106-8555
        東京都港区六本木7-22-34
        日本学術会議事務局 参事官(国際担当)付 国際交流係 宛て
             (担当:中村、越田、鈴木)
        TEL : 03-3403-1949
        FAX : 03-3403-1755
        Mail: i253@scj.go.jp
13.提出締切り日
     平成21年9月30日(水) (郵送の場合は当日必着)
14.その他
    派遣者には、カナダ派遣後に報告書を作成、提出していただきます。 
                                      以上

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応募者調書 作成要領
<応募者調書の作成にあたって>
1.適当なA4用紙(白色)に作成してください。
2.原則ヨコ書きとし、1ページの行数は(40字×40行)程度にしてください。
3.用紙の余白は上下左右とも約1.5cm以上をとること。
4.ワープロ印字の場合は、タイトルを除いて、11~12ポイントのサイズで
  お願いします。(字体は明瞭に読めるものであれば特に問いません。)
5.応募者調書としてご提出いただく書類
1 研究歴    : A4用紙1枚程度。
 (生年月日、住所、勤務先、連絡先、電子メールアドレスを明記下さい。)
2 業績内容説明書: A4用紙1枚~4枚程度。  
3 業績目録   : A4用紙1枚~2枚程度。
4 カナダ訪問にあたっての抱負等: A4用紙1枚程度。
6.電子メールで送付される場合
  Word(2003以前)、パワーポイント(2003以前)等基本的なソフトであれば、
  そのまま添付ファイルとしてお送りいただいて問題ありません。
                                    以上
【担当】
日本学術会議事務局 参事官(国際担当)付 国際交流係 
〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34
TEL : 03-3403-1949 FAX : 03-3403-1755
E-mail: i253@scj.go.jp

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 平成24年度(2012年度)開催国際会議における共同主催の募集について(ご案内)

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 日本学術会議では、学術の振興及び科学的諸問題の解決の促進等を目的
として国内学術研究団体が主催する国際会議を対象に、例年、共同開催を
行うことにより、学術研究団体への支援・協力を行っています。
 この度、平成24(2012)年度に開催される国際会議を対象に、共同主催の
募集を行うこととなりました。国際学術団体(母体団体)が国際会議の日
本開催を決定したものであること、国外からの参加が10カ国・50名以上と
なることが明らかであること等の申請要件に合致する国際会議について、
本年10月より申請を受け付けます。詳細につきましては、日本学術会議の
ホームページをご確認の上、担当部署までお問い合わせください。

◆共同主催が認められた国際会議に対して日本学術会議が措置する内容
 1.会議開催前年度に閣議に諮り、閣議了解を得た国際会議として
  の取り扱い。
 2.会議の開催にあたり、内閣総理大臣からのメッセージの取得。
 3.会議開会式における日本学術会議会長(又は副会長)の出席・
  主催者挨拶。
 4.会場借料(準備時間、控室等を除く)等について、その一部を
  予算の範囲内で負担。

◆申請書類受付時期
 平成21年10月1日(木)~11月30日(月)[期限厳守・必着]

 ※詳細については以下のURL(日本学術会議HP)をご参照ください。
  http://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/entry.html

【問合せ先】日本学術会議事務局 国際会議担当
      (Tel:03-3403-5731・E-mail:i254@scj.go.jp)

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 公開シンポジウム「明日の海と食を守る水産海洋サステナビリティ学」
の開催(ご案内)
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 水産資源は、人類にとって再生可能なサステナブルな資源のはずですが、
前世紀末から乱獲による漁業資源の減少や養殖による沿岸生態系の攪乱と食
品安全性への不安という種々の課題を呈するようになってきました。
 シンポジウムでは、海洋生態系と水産食料に関する世代間を越えてニーズ
を満足させる「世代間衡平性」を確実なものとする「明日の海と食を守る」
ため、国際的な協調に向けた環太平洋の研究教育ネットワークの構築を模索
することを目的としています。

 ◆日  時:平成21年11月7日(土)10:00~17:00
 ◆場  所:北海道大学大学院水産科学研究院 函館キャンパス大講義室
       (函館市港町3-1-1)
 ◆講  演:
  10:00~10:05 開会挨拶 原彰彦
  10:05~11:55 基調講演
  (1)世界の持続可能な水産科学の行方 Rashid Sumaila
  (2)生態系を基本とした漁業管理と気候変動 Chang Ik Zhang

  昼食(60分間)

  13:00~15:00 一般講演
  (1)アラスカ漁業とエコ・ラベルMSC William Smoker
  (2)海洋生態系の保全と水産業 桜井泰憲
  (3)水産食資源を守る 吉水守
  (4)水産食資源の持続可能性と海洋生態系 帰山雅秀

  休憩(30分)

  15:30~16:55 パネルディスカッション「世界の海と食をどう守るか」
   座長:齊藤誠一
   パネラー:講演者等

  16:55~17:00 閉会挨拶 山内晧平

【参加申込方法】
 参加申込は不要です。当日会場までお越しください。参加費は無料です。
 
 詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/80-s-2-4.pdf
 
【問い合わせ先】  
 日本学術会議事務局第二部担当 小川
 Tel:03-3403-1091

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      学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
  http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/index.html
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 誌等への転載や関係団体の構成員への転送等をしていただき、より多く
 の方にお読みいただけるようにお取り計らいください。
 また、日本学術会議協力学術研究団体の指定を受けておられる学協会
 におかれましては、メールアドレス、事務局及びその所在地、電話番号、
 ファクシミリ番号、ホームページURL等に変更がありましたら、事務局
 (p228@scj.go.jp)まで御一報いただければ幸いです。
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 発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
    〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34