日本学術会議より「研究の現場において研究を進める上で支障になっている事項について」

「研究の現場において研究を進める上で支障になっている事項について」と題する照会が日本学術会議より届きましたのでご案内いたします。
この件につき要望がございましたら、学会事務局にご連絡ください。
なお、報告書の様式はこちらからダウンロードできます。


平成21年5月1日
日本学術会議協力学術研究団体 各位
日本学術会議会長
金澤 一郎

研究の現場において研究を進める上で支障になっている事項について(照会)

 平素、日本学術会議の活動にご理解とご協力をいただき、感謝申し上げます。
 
去る4月21日(火)の夕刻、総理官邸で第80回総合科学技術会議本会議が開催されました。同会議においては、将来の成長に向けた科学技術政策上の重要課題について議論する中で、甘利規制改革担当大臣から、「研究の現場では、研究を進める上で隘路となっている制度上、運用上の問題がいろいろとあると思うので、総合科学技術会議で、現場の実情を把握して、一つずつ解決していくことが必要ではないか」との趣旨の発言がありました。
 各団体のお立場で把握されている範囲で結構ですので、研究の現場において研究を進める上で支障となっており、その改善が図られれば、よりスムーズな研究ができると思われる事項(例えば、研究費等経費の使用の不便さの解消、施設・設備の目的外使用の緩和など、できるだけ多くの研究者に共通するような事項)があれば、別記様式により、事項ごとに一葉として、できるだけ具体的にご報告いただければと思います。
 
ご報告いただいた事項については、日本学術会議事務局で整理させていただいた上で、総合科学技術会議有識者議員でもある私から、総合科学技術会議有識者議員会合で説明し、その後の解決に向けた作業の契機とさせていただきたいと考えております。

 ご多忙中恐縮ですが、平成21年5月29日(金)までに、別記様式にご記入の上、下記連絡先あてご提出いただきますよう、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 なお、提出に当たりましては、極力Emailを御使用いただければ幸いです。

(連絡先)
日本学術会議事務局企画課総括係、広報係
TEL:03-3403-1250, 1906
FAX:03-3403-1260
Email:p221@scj.go.jp, p227@scj.go.jp