第105回つくば大会男女共同参画推進ランチョンセミナー報告

平成24年9月16日 SRD男女共同参画推進委員会

写真1 第105回つくば大会では、研究者や理系技術者をパートナーに持つ研究者の「研究と家庭の両立PARTⅡ」というテーマで、理化学研究所バイオリソースセンターの小倉淳郎先生、 京都大学白眉センターの大串素雅子先生をスピーカーにお迎えしランチョンセミナーを実施しました。

 当初の予定人数の100名を超えた参加希望者があり、お弁当が行き渡らなかった参加者の方には大変申し訳ありませんでしたが、多くの学生さんや若い世代の研究者の方々にご参加頂き、短時間ながらも盛況に終了できましたことに、心より御礼申し上げます。

 小倉先生からは、ご自身と獣医師であるパートナーのこれまでの仕事への取り組み、家庭での家事の役割分担、子育ての様子について、写真を交えながら、愉快に、ご紹介頂きました。また大串先生からは、現在の特任助教になられるまでのたくさんのよき研究仲間・指導者との出会い、ありのままの自分を受け入れてくれたパートナーと出会いについて、ご紹介頂きました。両先生方とも、周囲のいろんな方の支えに感謝しつつ、無理のない形で、ご自身のワークライフバランスを実現されてきた様子が印象的でした。

写真2 写真3

 また今回は、先生方のお話の合間に、クリッカーによる即時会場アンケートを行い、
「あなたにパートナー(配偶者)はいますか?」
「夫婦共働きの方、家事はどのように分業していますか?」
写真2「女性にとって研究職は、ワークライフバランスのとり難い職業だと考えますか?」
「パートナーには、どのような職種が望ましいですか?」
などの質問がなされました。特に、パートナーにどのような職種を望むかについては、自分と全く異なる職種(研究者・技術者以外)を望む男性と、同じ職種を求める傾向がある女性とで、結果が異なっていたことは印象的でした。
 それぞれが望むワークライフバランスを叶えるために必要なことは何か?について、会場の皆様と、わずかでも認識共有でき、非常に有意義なセミナーとなりました。




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