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会告 2
第102回 日本繁殖生物学会大会
開催案内

 第102回日本繁殖生物学会大会を来る2009年9月10(木)〜12日(土)の3日間,近畿大学農学部(奈良市)で開催いたします。一般講演,優秀発表賞講演(いずれも口頭あるいはポスター発表)を,下記の要領で募集します。積極的なエントリーをお待ちしています。
 本大会では,クロマグロの完全養殖についての特別講演や,家畜や実験動物の繁殖に関わる基礎から応用までの4テーマでワークショップを同時開催致します。また,大会前日9日(水)の午後に第5回日韓繁殖学会ジョイントシンポジウムも開催致しますので,どうぞご期待ください。

  1. 期日
  2. 会場
  3. 会長
  4. 連絡先
  5. 参加費・懇親会費
  6. 一般講演申し込みおよび優秀発表賞応募要領
  7. 分野のカテゴリー
  8. 優秀発表賞の応募資格と審査方法など
  9. 発表形式
  10. 各種委員会
  11. 学会会場への案内
  12. ワークショップ(4テーマ同時開催)
  13. 特別講演
  14. 公開市民講座
  15. 第10回若手企画シンポジウム
  16. 就職座談会(仮題)
  17. 託児所
  18. 第5回日韓繁殖学会ジョイントシンポジウム(The 5th SRD-KSAR Joint Symposium)のご案内




     

1. 期日
2009年9月 9日 (水) 第5回日韓繁殖学会ジョイントシンポジウム
10日 (木) 各種委員会,理事会,口頭発表(一般と優秀発表賞),ポスター発表(一般と優秀発表賞),若手企画シンポジウム
11日 (金) 一般口頭発表,評議員会,一般ポスター発表,ワークショップ,特別講演,総会,優秀発表賞授与,受賞者講演,懇親会
12日 (土) 一般口頭発表,若手奨励策検討委員会,JSPS説明会,市民公開講座
2. 会場
近畿大学農学部キャンパス
〒631-8505 奈良市中町3327-204
3. 会長
角田 幸雄
4. 連絡先
〒631-8505 奈良市中町3327-204
近畿大学農学部バイオサイエンス学科 動物発生工学研究室
第102回日本繁殖生物学会 大会事務局
TEL/FAX: 0742-43-5393
大会専用E-Mail: 
会長 角田 幸雄 (近大・農)
事務局長 加藤 容子 (近大・農)
事務局 細井 美彦・松本 和也(近大・生物理工)
森山 隆太郎(近大・理工)
玉田 尋通(大府大・生命環境)
橋本 周(IVFなんばクリニック)
徳永 智之・大越 勝広(農業生物資源研究所)
小林 徹・谷 哲弥(近大・農)
5. 参加費・懇親会費
  参加費 懇親会費
学会正会員 4,500円(前納)・5,000円(当日) 4,500円(前納)・5,000円(当日)
学生会員 2,000円(前納)・3,000円(当日) 2,000円(前納)・2,500円(当日)
非会員 6,500円 4,500 円(前納)・5,000円(当日)
 但し,参加費には,全て事前送付される講演要旨集代を含みます。奈良大会へ参加(発表)登録した学生会員へは,自動的に講演要旨集が郵送されます。

 前年の福岡大会より,参加費と懇親会費の前納制システムを導入しております。締切日(2009年8月10日(月))までに,下記のサイトで手続きをお済ませ下さい。

「参加登録/参加費および懇親会費前納/宿泊予約」サイト

事前登録締切日 2009年8月10日(月)

お知らせ

 JRD vol.55 No.2の会告におきまして、「第102回日本繁殖生物学会大会参加申込書及び宿泊申込書」が添付されておりますが、こちらは近畿日本ツーリストを介した「宿泊申込書」のみで「参加申込書」ではございませんので、ご注意願います。
 事前参加申し込みは、前納制システムにてお手続きをお願いします。

6. 一般講演申し込みおよび優秀発表賞応募要領

一般講演申し込みおよび優秀発表賞応募要領
 
 一般講演の申し込みおよび優秀発表賞への応募は,J-Stage(科学技術情報発信・流通総合システム)オンライン登録 により行ってください
 なお,オンライン登録には,インターネットにアクセスできること,および電子メールアドレスが必要です。登録完了後,大会事務局から受付確認の電子メールを送ります。フリーメール(hotmail, yahoo等)や携帯電話のアドレスは使用しないで下さい。
 オンライン登録が不可能な方は大会事務局  までご連絡下さい。

オンライン登録期間 2009年5月20日(水) 午後2時 〜 2009年6月18日(木) 午後2時
  • 講演は一人1題に限ります。
  • 一般演題の申し込みは講演者あるいは研究代表者が行ってください。
  • 優秀発表賞への応募は講演者(応募者)が行ってください。登録の際に,優秀発表賞(口頭発表),優秀発表賞(ポスター発表)のいずれかを選択してください。
  • 講演者は繁殖生物学会の会員に限ります。
  • 演題は全角70字(半角140字)以内とします。
  • 講演要旨本文を全角860字(半角1720字)で作成してください。書式(イタリック,上付,下付,ギリシア文字等)についてはオンライン登録の際の注意事項にしたがって作成してください。図表は使用できません。
  • 優秀発表賞のうち口頭発表を希望する場合には,上記の講演要旨とは別に,全角1600字(半角3200字)で作成した優秀発表賞書類選考用要旨を作成してください。図表は使用できません。ポスター発表の場合には優秀発表賞書類選考用要旨は必要ありません。
  • 〆切直前はアクセス集中により,登録に時間を要することや,登録が完了しないといった事態が生じる可能性があります。トラブルを避けるためにも,余裕を持って申し込み頂くことをお勧めします。
  • 一般講演のうち,口頭発表(発表10分,議論5分)の演題数枠について最大80題で予定しています。口頭発表希望総数が80題を超える場合は,口頭発表からポスター発表に変更をお願いする場合もありますので,その折にはご了解下さるようお願いします。
  • 5月23日(土)午前10時〜午後3時の間は,メンテナンスのためオンライン登録システムが一時停止しますので注意してください。
7. 分野のカテゴリー
 一般講演,優秀発表講演の応募の際には以下のカテゴリーから該当する分野を選択してください。
内分泌 神経内分泌,内分泌システム,視床下部ホルモン,下垂体ホルモン,性腺ホルモン,成長因子,レセプター・シグナル伝達,内分泌撹乱物質,その他
卵巣 卵胞発育・閉鎖,排卵,黄体形成,黄体退行,その他
精巣・精子 精子形成,セルトリー細胞,ライディッヒ細胞,キャパシテーション・先体反応,精巣上体・副生殖腺,その他
卵・受精 卵,卵成熟,受精,初期胚,始原生殖細胞,減数分裂,その他
性周期・妊娠 子宮,胎盤(脱落膜),胚・胎児,着床,妊娠の免疫,妊娠の維持(内分泌),出産,乳腺,発情周期,季節繁殖,性行動,その他
生殖工学 体外受精,ICSI,核移植,クローン,トランスジェニック動物,ゲノムインプリンティング,エピジェネティクス,幹細胞,その他
臨床・応用技術 人工授精,凍結保存,受精卵移植,分娩と周産期管理,生殖器疾患および繁殖障害,不(避)妊技術,繁殖管理,飼養・栄養管理,その他
8. 優秀発表賞の応募資格と審査方法など
応募資格
「32歳以下」とします。有給・無給,常勤・非常勤,フルタイム・パートタイムの別,学士・修士・博士の学位は問いません。また,研究活動以外のものを主たる職務とする方も含めます。但し,既に優秀発表賞を受賞した会員は,引き続く2年間は応募できません。
審査方法
口頭発表部門では,優秀発表賞書類選考用要旨による一次審査を経て選ばれた6題について,9月10日に口頭発表による二次審査を行います。ポスター発表部門におきましても,9月10日のプレゼンテーションにおきまして,審査員による質疑応答を行い,審査します。なお,一次審査およびショートオーラルプレゼンテーションは行いません。
その他
審査基準など詳細な情報は,今後ホームページに掲載を予定しています。
9. 発表形式
口頭発表
発表時間10分,質疑応答5分とします。口頭発表会場(2会場)にはWindows XPとMicrosoft PowerPointを搭載したパソコン一式と液晶プロジェクターを用意します。PowerPointファイルをコンパクトディスク(CD)かUSBフラッシュメモリに保存し,遅くとも各セッション開始60分前までに各会場受付に提出してください。ただし,ご持参頂くデータがWindows XPを搭載したパソコン上で問題なく操作できることを,必ず事前にチェックして下さい。特にMacで作成したデータをWindows に変換した場合,部分的に文字化けしたり,画像が乱れたりするケースが見受けられますので,演者の方は発表に支障がないよう充分に注意してください。演者の方には,演台で自らパソコンを操作して頂く予定ですが,補助者が必要な場合は共同研究者が行って下さい。共同研究者がおられない場合は,大会事務局へお申し出下さい。
ポスター発表
会場には,横90 cm縦180 cm程度のボードを準備する予定です。
10. 各種委員会
理事会 9月10日12:00〜13:00(昼食付)
評議員会 9月11日12:00〜13:00(昼食付)
編集委員会 9月10日10:30〜12:00
表彰選考委員会 9月10日 9:00〜10:00
プログラム委員会 9月10日 9:30〜10:30
広報委員会 9月10日 9:00〜9:30
若手奨励策検討委員会 9月12日12:00〜13:00(昼食付)
男女共同参画委員会 9月12日12:00〜13:00(昼食付)
11. 学会会場への案内
近畿大学農学部のホームページのアクセスキャンパスマップをご覧下さい。
http://nara-kindai.unv.jp/01gakubu/access.html

交通アクセス
  • 新大阪駅から
    • ルート1
      • 地下鉄御堂筋線(難波方面)で難波駅まで約15分
        近鉄奈良線・準急に乗車,富雄駅まで約30分(難波駅が始発駅)
         
    • ルート2
      • JR京都線(大阪方面)で大阪駅まで6分
        JR環状線外回り(京橋,鶴橋方面)に乗り換え,鶴橋駅まで約15分
        近鉄奈良線(奈良方面)準急に乗車,富雄駅まで約25分
         
  • 京都駅から
    • 近鉄京都線・急行に乗車,西大寺駅まで約40分(特急では約30分)
      近鉄奈良線・準急(難波方面)に乗り換え,富雄駅まで約7分
       
  • 富雄駅(最寄り駅)から
    • 西出口を出て,富雄川沿いを南に歩き,「新富雄橋」をわたる
      「近畿大学バス乗場」で奈良交通バス乗車,キャンパスまで約10分
※乗り換え時間は含みません
バスダイヤは以下のリンクよりご確認ください。
http://nara-kindai.unv.jp/03campuslife/bus.html
12. ワークショップ(4テーマ同時開催)
 本大会では,実際の家畜生産現場で活躍されている方々にも参加して頂きたいと思い,基礎から応用までの4テーマでワークショップを同時開催致します。そこでは世代や専門領域の壁を超えて,皆様に自由な発言と活発な意見交換ができる場を提供したいと考えております。

日時 9月11日(金) 14時00分〜15時30分

テーマ,演者と演題(予定):
1. 家畜繁殖現場の問題点
片桐成二(酪農学園大学)「乳用牛にみられる子宮内膜での上皮成長因子発現異常とその対策」
草刈直仁(北海道立畜産試験場)「乳牛における繁殖成績の低下要因と改善に向けたモニタリング」
坂瀬充洋(兵庫県立農林水産技術総合センター)「黒毛和種牛におけるプロジェステロン放出腟内留置製剤を併用する定時人工授精法の受胎促進効果」
 
2. 哺乳類の新しい生殖制御法
薮内晶子(米国ハーバード大学) 「ヒト多能性幹細胞の樹立」
松本和也(近畿大学)「プロテオームから見た着床前初期胚の発生:胚発生の制御機構を探る」
竹橋正則(大阪大谷大学)「精子幹細胞の培養とその可能性」
 
3. 魚類・鳥類の新しい生殖制御法
若松佑子(名古屋大学)「二倍体化卵を用いた魚類の新しいクローン作製法」
北野健(熊本大学)「水温コントロールによる魚類の性統御とその分子機構」
内藤充(農業生物資源研究所)「始原生殖細胞を利用した鳥類の生殖制御法」
 
4. 神経内分泌学研究におけるアレイ解析の応用
汾陽光盛(北里大学)「アレイ解析を利用したGnRH受容体下流増殖調節遺伝子の解明」
Nicholas Webster (University of California, San Diego) 「Pulse regulation of pituitary gonadotropin genes」
13. 特別講演
 特別講演では,世界で最初に成功されたクロマグロの完全養殖についてご講演頂く予定です。
演者 熊井英水(近畿大学理事・教授)
日時 9月11日(金) 15時30分〜16時20分
会場 近畿大学農学部209教室(予定)
テーマ クロマグロ完全養殖への挑戦
14. 公開市民講座
「受精卵移植技術が築く動物バイオテクノロジー」
日時 9月12日(土) 16時15分〜18時15分
会場 近畿大学農学部209教室(予定)
参加費 無料
司会 加藤容子(近畿大学農学部)
パネリスト 居在家義昭(岩手大学)
中潟直己(熊本大学)
楠比呂志(神戸大学)
遠藤克(日本大学)
15. 第10回若手企画シンポジウム
日時 9月10日(木)18時より
  日本繁殖生物学会の名物企画,今年も開催です。今年は華麗で異色な経歴をもつ学会員の体験談を肴に盛り上がります。若者も,アラフォーも,あら若者?も,参加者全員がエンカレッジされる,そんな場を提供したいと思いながら企画を検討中です。古のロマン溢れる奈良の地で,研究のこと,将来のこと,多いに語り合いましょう。当日は多数の参加をお待ちしています。
シンポジウムの詳細は若手奨励策検討委員会のページを通じてお知らせします。

企画責任者: 森山隆太郎 
若手企画シンポジウム企画立案グループ
16. 就職座談会(仮題)
日時 9月11日(金)12時から13時
 未曾有の経済危機の中,日本繁殖生物学会員にとっても働き口は気になるところです。今年の大会では,博士・修士のキャリアパスについて考える機会を設けます。
詳細は若手奨励策検委員会のページを通じてお知らせします。

企画責任者: 森山隆太郎 
若手奨励策検討委員会
委員長: 平尾 雄二 
17. 託児所
 奈良大会では小さいお子様連れでも安心して学会に参加頂けるように,希望者には会場付近の託児所を紹介する予定です。託児所の利用を希望される方には事前にホームページ からお申し込み頂くことになります。詳細は後日掲載予定です。
18. 第5回日韓繁殖学会ジョイントシンポジウム(The 5th SRD-KSAR Joint Symposium)のご案内
タイトル “Reproductive Biology in the Next Decade” → プログラム(PDF, 10KB)
日時 9月9日(水) 12:15〜16:30
場所 近畿大学農学部211教室(予定)
参加費 無料
演者と演題
(予定)
米澤 智洋
(北里大学)
A negative relationship between neuropeptide Y level in the cerebrospinal fluid and plasma growth hormone pulses in goats
大蔵 聡
(名古屋大学)
Neuroendocrine control of the pulsatile GnRH/LH secretion in ruminants
木村 康二
(畜産草地研究所)
Renewal of techniques related to embryo transfer in cattle -a novel superovulation method using aluminum hydroxide gel-
白砂 孔明
(帯広畜産大学)
A novel proposition for the bovine luteolytic cascade with a focus on luteal blood flow and vasoactive factors
CHOI, Young-Sok
(Pochon CHA
University)
Genetic clues of non-syndromic prematrue ovarian failure
KA, Hak-Hyun
(Yonsei University)
Factors affecting successful implantation and maintenance of pregnancy at the maternal-fetal interface in pigs
RHO, Gyu-Jin
(Gyeongsang
 National University)
Developmental potential and reprograming efficiency of porcine embryos cloned with mesenchymal stem cells
LIM, Jeong-Mook
(Seoul National
 University)
The ovary, as the source of stem cell
* 発表の順番は未定です。

問い合わせ先(事務局): 菊地和弘(農業生物資源研究所) 
電話 029-838-7447



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