The Japanese Society of Animal ReproductionHome

JSAR Home >>

第99回日本繁殖生物学会大会開催要領



 第99回日本繁殖生物学会大会を来る2006年9月7日(木)〜 9日(土)の3日間名古屋大学内の「野依記念学術交流館」を会場として開催いたします。



大会概要

      会 場:名古屋大学野依記念学術交流館

      会 長:前多 敬一郎

      連絡先:〒464-8601 名古屋市千種区不老町
      名古屋大学大学院 生命農学研究科
      第99回日本繁殖生物学会 大会事務局
      (名古屋大学大学院生命農学研究科 生殖科学研究分野内)
      TEL/FAX: 052-789-4072

    会  長: 前多敬一郎(名大)
    事務局長: 束村博子 (名大)
    事務局: 上野山賀久(名大)
    井上直子 (名大)
    今村拓也 (基生研)
    岩澤 淳 (岐大)


    大会参加費:

学会正会員 学生会員 非会員
5,000円 3,000円 6,500円

○ 上記金額には事前送付される講演要旨集代が含まれます。大会当日に講演要旨集をご持参下さい。
○ 名古屋大会へ参加(発表)登録した学生会員へは、自動的に講演要旨集が郵送されます。
○ 参加費は当日会場の受付でお支払い下さい。


【名古屋大会プログラム】


<<大会プログラムはこちらのpdfファイル(532KB)をご参照ください。>>

【2006年9月1日】改訂版を掲載しました。

9月7日の第2会場での一般口頭発表に関して座長に変更がありました(j13ページ、OR2-1、2)。
 ご迷惑をおかけして申し訳ございません。


<<大会日程表(一覧)はこちらのpdfファイルをご参照ください。>>

【2006年8月15日】最新版に更新しました。


9月7日(木)
 10:00〜11:00 表彰選考委員会
 10:00〜11:00 広報委員会
 11:00〜12:00 学術集会等検討委員会
 12:00〜13:00 編集委員会
 13:00〜15:00 優秀発表賞二次審査(口頭発表部門)
 15:00〜16:15 理事会
 15:15〜17:15 ポスター発表(奇数演題)
 17:15〜19:00 一般口頭発表
 19:15〜20:15 評議員会
 19:15〜21:15 若手企画シンポジウム
 
9月8日(金)
 8:15〜12:30 一般口頭発表
 13:30〜15:00 シンポジウム
 15:00〜17:00 ポスター発表(偶数演題)
 17:00〜18:00 総会
 18:00〜19:00 受賞者講演
 19:00〜20:00 懇親会
 
9月9日(土)
8:30〜10:30 一般口頭発表
10:45〜12:15 特別講演
12:15〜13:15 若手奨励策検討委員会
13:15〜16:00 一般口頭発表
16:30〜18:00 公開市民講座


一般講演発表形式


口頭発表

  • 発表時間10分、質疑応答5分とします。
  • 口頭発表会場(2会場)にはWindows XPとMicrosoft PowerPointを搭載したパソコン一式と液晶プロジェクターを用意します。PowerPointファイルをコンパクトディスク(CD-R)かUSBフラッシュメモリに保存し、発表前日もしくは遅くとも各セッション開始30分前までに各会場受付に提出して下さい。
  • ただし、ご持参頂くデータがWindows XPを搭載したパソコン上で問題なく操作できることを、必ず事前にチェックして下さい。
  • 特にMacで作成したデータをWindows に変換した場合、部分的に文字化けしたり、画像が乱れたりするケースが見受けられますので、演者の方は発表に支障がないよう充分に注意して下さい。
  • なお、MacあるいはWindowsパソコンを持ち込んで発表されてもかまいませんが、その場合、液晶プロジェクターとの接続や試写につきましては事前にご自身でご確認下さい。
  • 演者の方には、演台で自らパソコンを操作して頂く予定ですが、補助者が必要な場合は大会事務局へお申し出下さい。


ポスター発表

  • 会場には、横120 cm、縦180 cm(ただしポスター貼り付けが可能な面は横113 cm、縦164 cm)のボードを準備します。以前お知らせしたサイズとは異なりますので、ご注意下さい。
  • 9月7日の13時までにボードにポスターを事務局が用意した粘着タブで貼って下さい。画鋲などボードに傷の残るものは使用できません。
  • 演者は少なくとも以下の時間帯に各自ポスターの前に立ち、説明や質疑に対応して下さい。
    • 演題番号が奇数の場合は9月7日(木)の15:15〜17:15
    • 演題番号が偶数の場合は9月8日(金)の15:00〜17:00
    • なお、優秀発表賞審査対象者は「優秀発表賞の審査」に従って下さい。
  • ポスターは9月9日(土)の16:00〜16:30の間に撤去して下さい。



優秀発表賞の審査


口頭発表部門

9月7日(木)13:00〜15:00 第2会場

 一次審査を経て8題の優秀発表賞候補演題が選出されております。これらの候補演題については大会初日にプレナリーセッションとして口頭発表が行われます。この発表は審査員(学会評議員)により審査され、その評点をもって大会長が優秀発表賞受賞者を決定します。


ポスター発表部門

9月7日(木)15:15〜17:15および8日(金)15:00〜16:00 ポスター会場

 優秀発表賞に応募いただいたポスター発表演題の審査期間は上記の通りとします。応募者は演題番号が奇数、偶数に関わらずこの時間内は必ず各自ポスター前に立ち、説明や質疑に対応して下さい。その間に審査員(学会評議員)による審査に応じて下さい。その評点をもって大会長が優秀発表賞受賞者を決定します。


※審査基準など詳細な情報は「優秀発表賞の考え方と審査方法(pdfファイル)」をご覧ください。



シンポジウム

日 時:9月8日(金)13:30-15:00 第2会場


テーマ:性の戦略

 生物が自らの遺伝子と他個体の遺伝子を混ぜ合わせることのできる有性生殖は、環境の変化に対応できる生物の遺伝的多様性を生み出し、生物多様性を形作る原動力の一つとなってきた。現在、地球上に生息する生物は何百万種とも言われるが、無性生殖をする生物、有性生殖をする生物、両者を使い分ける生物が広く知られている。しかし、その使い分けをする(あるいは、しない)機構、さらに有性生殖の基盤でもある性の決定機構などについては多くの部分が未だに解明されていない。哺乳類である我々にとっては生命の基本事項とも思える受精・発達から種の維持・進化に至るまで、性の様式が生物によってかくも多彩なのは生物の生殖戦略なのか、また、性の様式を支えている分子的基盤はどのようなものか、シンポジウムを通じてあらためて考えてみたい。


オーガナイザー・座長:岩澤 淳(岐阜大学) 今村拓也(基生研)


演者:

長濱嘉孝(基礎生物学研究所・生殖生物学研究部門、ソルスト)
  「魚類の性決定・分化と性的可塑性の分子メカニズム」

松本 緑(慶應義塾大学理工学部生命情報学科)
  「プラナリア生殖戦略転換機構 ー無性生殖から有性生殖へー」

小倉淳郎(理研バイオリソースセンター)
  「哺乳類における生殖細胞の特殊性について」
田所竜介(名古屋大学医学部・細胞生物学)
  「ヤマトヒメミミズの生殖細胞再生」


特別講演

日 時:9月9日(土)10:45-12:15 第2会場


「Molecular and Cellular Biology in Pregnancy of Animals」

 生殖は動物種により大きく異なることから、対象動物の特徴を生かした研究が必要となる。Soares博士は内分泌学領域で、特にラットやマウスの実験動物を中心にした胎盤のプロラクチンファミリーメンバー研究の第一人者である。Antczak博士はウマの特に免疫学の権威で、実験動物で得られないユニークな制御系を提供してきた。Croy博士は子宮NK細胞についてマウスを中心に、しかし、様々な動物の生殖免疫学を展開している。生殖生物学は学際領域で、内分泌学、免疫学、発生学などの様々な分野が関係する。今回、上記の著名な博士を迎え講演会を開催できることを幸せに思う。


オーガナイザー:塩田邦郎(東京大学)


座長:橋爪一善(岩手大学)
演者:Michael J. Soares(University of Kansas Medical Center)
  「The Prolactin Family and Pregnancy-Dependent Adaptations」

座長:田中 智(東京大学)
演者:Douglas. F. Antczak(Cornell University)
  「Long-term Persistence of Equine Endometrial Cups Post-Partum」

座長:木曾康郎(山口大学)
演者:B. Anne Croy(Queen's University)
  「Molecular Events Characterizing Peri-Implantation and Midgestation Fetal Loss in Pigs」


第7回若手企画シンポジウム

日 時:9月7日(木)19:15-21:15 第1会場
 繁殖生物学会は今年も若手から盛り上げていく方針です!静岡大会のファイルオンザデスク方式を今年も採用することに決定致しました。我こそは研究に自信があるという方、あるいは口頭・ポスター発表はまだ自信がないけれども、飲み食いしながらなら、みんなと自分の研究内容を発表してディスカッションしてみたいという方、大歓迎です!本シンポジウムでは、軽食と飲み物を用意する予定です。本学会に参加される方で、このセクションでの発表を希望される方がおられましたら、我々に気軽にコンタクトをとってみて下さい。また、どんな発表なのか聞いてみたいというシニアサイエンティストも大学院生・学部生も、ボーダーレスに大歓迎です。当日に参加を受け付けますので(大学院生・学部生無料、ポスドク以上1,000円から)、若手シンポ受付ブースまで気軽にお立ち寄り下さい。研究者に垣根はありません。若手奨励策検討委員会は、それぞれの研究ネットワークのきっかけを提供できるよう努力致します。名古屋大会にて多数のご参加をお待ち申し上げております。シンポジウムの詳細は若手奨励策検討委員会webページや学会メーリングリストを通じてお知らせします。


若手奨励策検討委員会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsar/member/youngrep/young_index.html





総会および受賞者講演


総 会:9月8日(金)17:00-18:00 第2会場


受賞者講演:9月8日(金)18:00〜19:00 第2会場


日本繁殖生物学会・学術賞

1. 「ウシの子宮・胎盤機能を調節する特異分子の発現とその機能の解析に関する研究」
橋爪 一善 会員(岩手大学農学部)

2. 「体細胞クローンマウスの作出に関する研究」
若山 照彦 会員(理化学研究所神戸研究所)


日本繁殖生物学会・技術賞

1. 「精子分別によるウシの雌雄産み分け技術に関する研究」
濱野 光市 会員(信州大学農学部)



懇親会

9月8日(金)19:00〜21:00 グリーンサロン内「花の木」(学会会場より徒歩5分)

懇親会費:

会  員 学生会員
5,000円 2,000円

○ 懇親会費は大会受け付けにてお支払い下さい。



第99回日本繁殖生物学会大会 公開市民講座

「ジェンダーとセックス、そして男女共同参画」

開催日:平成18年9月9日(土)16:30-18:00
場 所:名古屋大学野依記念学術交流館(第2会場)

パネリスト:
1. 「体と心の性差はどうしてできる?」
  西原真杉(東京大学教授、日本繁殖生物学会理事長)

2. 「性差の意味と男女共同参画社会」
  長谷川眞理子(総合研究大学院大学教授)

3. 「男女共同参画のいまとあした」
  塩満典子(科学技術振興機構日本科学未来館・調査役)

コーディネーター:束村博子(名古屋大学男女共同参画室長・男女共同参画担当総長補佐)

主 催:日本繁殖生物学会


シンポジウムの目的:

 男と女はどうちがうのだろうか。生物学的な性をセックス、社会的・文化的に形成された性をジェンダーというが、この2つの性に対する考え方はいまだ一定の理解をえていない。本講演会では、セックスとジェンダーという概念をやさしく解説することを目的とする。さらにこのようなさまざまな性に対する客観的理解に基づいて、男女共同参画をはじめとする施策が論じられなければならない。本講演会のもう一つの目的は男女共同参画を自然科学的な醒めた観点から問い直そうというものである。

 男女共同参画は、少子化の進む現代において先進諸国が推進している課題であり、また日本政府が推進する最重要課題の一つである。男女共同参画を進める上でのいくつかの問題点は、男と女がどう違うのか、どう同じなのか、というところにある。「男女共同参画」はかつての男女平等という考え方から一歩進んで、男女の性を客観的にとらえ、その個性を生かした社会を形作ろうという試みである。特に名古屋大学では男女共同参画室をおき、早くから大学内のみならず、産官との連携を深めながら、男女共同参画に取り組んできたという経緯がある。男女共同参画という社会的な活動の理論的背景として、セックスやジェンダーに対する正しい理解、さらにそういう理解に基づいて、何が性差で何が個体差かを論じていく必要がある。

 日本繁殖生物学会をはじめとして、生物学的性、すなわちセックスについての研究が精力的に進められているが、このような研究において得られた性に対する客観的理解を一般の人々に正しく伝え、さらに行政側からも演者を招き、性別によらず個性で輝くことができるよりよい社会を形成するための方策を考えることができればと思う。

<<印刷用ポスター(A4版)はこちらのpdfファイルをダウンロードしてください。>>



各種委員会

会 議 名 時 間
会 場
理事会 9月7日(木) 15:00-16:15 グリーンサロン内ミーティングルーム
評議員会 9月7日(木) 19:15-20:15 グリーンサロン内「花の木」
編集委員会 9月7日(木) 12:00-13:00 第1会場C
表彰選考委員会 9月7日(木) 10:00-11:00 第1会場A
学術集会等検討委員会 9月7日(木) 11:00-12:00 第1会場A
広報委員会 9月7日(木) 10:00-11:00 第1会場B
若手奨励策検討委員会 9月9日(土) 12:15-13:15 第1会場


託児所

 名古屋大会では、小さいお子様連れでも安心して学会に参加頂けるように、会場となる野依記念学術交流館内もしくは会場付近に託児所を準備する予定です。託児所の利用を希望される方には事前に本ホームページを通じて申し込みいただくことになります。詳細につきましては、下記を参照ください。


託児所利用申し込み要領:
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsar/meeting/nagoya99/nagoya_baby.html

託児所利用申し込み締切: 2006年8月31日(木)



ネットワーク

 大会会場の野依記念学術交流館内では無線LANをご利用頂けます。ログインに必要なパスワードなどの情報は、大会当日受け付けにてご確認下さい。



宿泊案内

 以下のwebページで宿泊の予約申し込みができます。ご利用下さい。
  [JTB 法人営業名古屋支店取扱「第99回日本繁殖生物学会大会」係]

  【申し込み受付締切】
    2006年8月18日(金)

  第99回日本繁殖生物学会大会 宿泊のご案内:
   http://www.jtb.co.jp/shop/houjinnagoya/info/hansyoku/


  << ファクス用申込用紙はこちらからダウンロードできます [pdf: 123kb] >>



学会会場への案内

  • 名古屋大学のホームページ(http://www.nagoya-u.ac.jp/)の大学概要・キャンパスマップ・東山地区をご覧下さい。

● JR名古屋駅から会場へのアクセス
 地下鉄東山線名古屋駅から本山駅経由、名城線名古屋大学駅下車(260円)約30分

● 中部国際空港から会場へのアクセス
 名鉄空港特急ミュースカイにて中部国際空港駅から金山駅下車(1140円)、
 地下鉄名城線金山駅から名古屋大学駅(260円)約60分


【各輸送機関のホームページにて情報をご確認下さい】


【名古屋大学内案内図】


<<道順>>

  1. 地下鉄「名古屋大学駅」2番出口より北へ約100m
  2. 郵便局を過ぎた「名大北」信号を右折し、構内を東に約300m
  3. 理学部C館受付前を通過し、右手前方に「野依記念学術交流館」



戻  る



URL: http://reproduction.jp/
This site has been maintained by the JSAR Public Affairs Committee.
Copyright 1999-2006 by the Japanese Society of Animal Reproduction