会告
第106回 日本繁殖生物学会大会
開催案内

 日本繁殖生物学会第106 回大会を、2013 年9 月12 日(木)~ 14 日(土)の3 日間、東京農工大学府中キャンパスを会場として開催いたします。一般講演と優秀発表賞応募講演を、いずれも口頭発表 (発表時間10 分と質疑5 分)およびポスター発表(2 時間を2 日間)の両方で募集します。また、「乳牛の発情─受胎率向上に向けた最近の知見─」および「生殖・発生・行動と化学物質」というテーマで2 つの企画シンポジウムを予定しております。さらに、 市民公開講座では「体外受精等の生殖細胞操作技術のヒト不妊症への応用とそれらの技術の過去・現在・未来」と題して、最新の生殖工学を駆使した不妊治療技術をご紹介いただき、本学会研究分野が果たしている社会貢献の一端を一般の方にわかりやすく講演していただく予定です。会員の皆様には初秋の武蔵野の地、府中に是非お越しいただき、活発に学術交流を深めていただきますようお願いいたします。

第106回日本繁殖生物学会大会

1 期 日
2013年9月11日(水) プログラム委員会、広報委員会、表彰選考委員会、常務理事会、理事会、編集委員会
12日(木) 優秀発表賞応募講演と一般講演(口頭およびポスター)、評議員会、若手企画シンポジウム
13日(金) 一般講演(口頭およびポスター)、総会、受賞者講演、優秀発表賞授与、男女共同参画推進ランチョンセミナー、懇親会
14日(土) 企画シンポジウム、一般講演(口頭発表)、若手奨励策検討委員会、男女共同参画推進委員会、ランチョンセミナー、市民公開講座
2 会 場
東京農工大学農学部 府中キャンパス
  〒183-8509 東京都府中市幸町3丁目5番8号
3 会 長
加茂前 秀夫
4 連絡先
〒183-8509 東京都府中市幸町3丁目5番8号
東京農工大学農学部獣医臨床繁殖学研究室内
第106回日本繁殖生物学会 大会事務局
(Tel/Fax: 042-366-4062)
大会専用E-mail:srd106@cc.tuat.ac.jp

会長 加茂前秀夫
事務局長 田中 知己
事務局 渡辺 元
永岡謙太郎
金田 正弘
5 参加費

前 納 当 日
名誉会員 無 料
正会員・シルバー会員 5,000円 6,000円
学生会員 3,000円 3,500円
非会員 6,500円

* 今春大学(大学院)を卒業し、平成25 年度に学生会員から正会員に切り替え申請をした方には、参加費の優遇措置がありますので学会事務局にお問い合わせ下さい。
大会参加受付サイト
大会参加受付サイト


大会参加費、並びに懇親会費のオンライン前納システム(事前参加登録システム)を導入しておりますので、ご協力をお願いします。上記の参加費金額には講演要旨集代が含まれています。前納いただいた方には講演要旨が事前送付されますので、会場受付では名札をお受け取り下さい。当日お支払いの方は、大会受付で参加費をお支払いの上、名札と講演要旨集をお受け取り下さい。なお、正会員および演題登録・参加登録をした学生会員には前納の有無に関わらず講演要旨集が事前送付されます。
6 懇親会
開催場所:大国魂神社「欅桂の間」
  日時: 9月13日(金)19:00~21:00

今回の懇親会は、都内でも屈指の古社で府中の観光スポットでもあります大国魂神社(http://www.ookunitamajinja.or.jp/)において開催します。多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。会員以外の方の参加も歓迎いたします。前納による懇親会参加登録はオンライン前納システムにより受付いたしますので、どうぞご利用ください。


前 納 当 日
名誉会員
無料
(但し,オンライン前納システムでの登録が必要です。)
正会員・シルバー会員 7,000円 8,000円
学生会員 3,500円 4,000円
非会員 7,000円 8,000円
7 一般講演および優秀発表賞応募講演の申し込み要領
 一般講演および優秀発表賞応募講演の申し込みは、オンライン登録により行ってください。オンライン登録終了後に大会事務局から受付確認の電子メールを送信しますので、登録には電子メールアドレスの入力が必要です。メール送信トラブルを防止するため、フリーメール(hotmail、yahoo メール、Gmail 等)や携帯電話・スマートホンのアドレスは利用しないでください。オンライン登録が不可能な方は、事前に大会事務局(srd106@cc.tuat.ac.jp)までご連絡ください。

講演要旨オンライン登録開始  2013年5月22日(水)14:00
講演要旨申し込み締切 2013年6月19日(水)14:00
(一般講演、優秀発表賞応募講演共に同じ締切日です)

 講演は口頭発表・ポスター発表を問わず、一人1 演題に限ります。また、筆頭著者としての登録は一人1 演題に限ります。一般演題の申し込みは発表者(実際に口頭あるいはポスター発表を行なう者)または研究代表者が行ってください。優秀発表賞応募講演の申し込みは発表者自身が行い、登録の際に、優秀発表賞(口頭発表部門)、優秀発表賞(ポスター発表部門)のいずれかを選択してください。シンポジウムを除き、発表者は日本繁殖生物学会の学会員(正会員、学生会員、名誉会員、シルバー会員)であることが必須条件ですので、講演要旨のオンライン登録の前に会員資格更新(学生会員は毎年更新が必要です)、あるいは入会の手続きを行ってください(手続きについてはhttp://reproduction.jp/info/membership.php をご参照ください)。但し、外国から直接参加される場合は非会員でも発表できます。大会参加費(非会員 6,500 円)をお支払いください。
 演題名は全角70 字(半角140 字)以内、講演要旨本文は全角860 字(半角1,720 字)以内で、オンライン登録サイトの注意事項に従って作成してください。図表は使用できません。優秀発表賞応募講演で口頭発表部門を選択する場合には、上記の講演要旨とは別に、全角1,600 字(半角3,200 字)以内の優秀発表賞書類選考用要旨を作成してください。図表は使用できません。ポスター発表部門を選択する場合にはこの要旨は必要ありません。
 締め切り直前にはアクセスの集中により、サーバー機能がダウンし、登録に時間を要したり、完了できないといったトラブルが生じる可能性があります。これを避けるために、余裕を持ってお申し込みください。
 スケジュールの関係上、一般講演の口頭発表演題数を90 題に設定しています。また、ポスター会場の関係で、ポスター発表演題数にも制限がございます。講演申し込みの際に、口頭発表、ポスター発表、口頭発表(ポスター発表に変更可)、ポスター発表(口頭発表に変更可)のうち、どれかひとつをお選びください。登録状況により発表形式を変更いただく場合があります。発表形式に変更があった場合は、講演申込者に連絡いたします。
大会参加受付サイト
大会参加受付サイト
大会参加受付サイト
大会参加受付サイト

【重要】 Internet Explorer 10をお使いの方へ
 講演オンライン登録サイト(PASREGシステム)をInternet Explorer 10で利用すると,演題分類等の表示および登録を正常に行えない場合があります。
 講演登録にはFireFox,Safari,Internet Exploror 9等をご利用ください。
 
8 分野のカテゴリー
 一般講演、優秀発表賞応募講演の申し込みの際には以下のカテゴリーから分野をひとつ選択してください。
内分泌 神経内分泌、内分泌システム、視床下部ホルモン、下垂体ホルモン、性腺ホルモン、成長因子、レセプター・シグナル伝達、内分泌攪乱物質、その他
卵巣 卵胞発育・閉鎖、排卵、黄体形成、黄体退行、その他
精巣・精子 精子形成、セルトリー細胞・ライディッヒ細胞、精子運動・精子代謝、受精能獲得・先体反応、精巣上体・副生殖腺・精漿、その他
卵・受精 卵、卵成熟、受精、初期胚、始原生殖細胞、減数分裂、その他
性周期・妊娠 子宮、胎盤(脱落膜)、胚・胎子(児)、着床、妊娠の免疫、妊娠の維持(内分泌)、出産、乳腺、発情周期、季節繁殖、性行動、その他
生殖工学 体外受精、ICSI、核移植・クローン、トランスジェニック動物、エピジェネティクス、幹細胞、胚発生、初期胚、胚移植、その他
臨床・応用技術 人工授精、凍結保存、胚移植、分娩と周産期管理、生殖器疾患および繁殖障害、不(避)妊技術、繁殖管理、飼養・栄養管理、その他
9 優秀発表賞応募資格
応募資格:
優秀発表賞の応募資格条件は、「2013 年4 月1 日時点で32 歳以下の方(1980 年4 月2 日以降に生まれた方)」とします。有給・無給、常勤・非常勤、フルタイム・パートタイムの別、学士・修士・博士の学位は問いません。また研究活動以外のものを主たる職務とする方も含めます。但し、既に優秀発表賞(口頭またはポスター発表)を受賞した会員は、引き続く2 年間は応募できません。具体的には、第104 回盛岡大会または第105 回つくば大会において受賞した会員は、今回は応募できません。
審査方法:
口頭発表部門では、まず全応募演題に対して優秀発表賞書類選考用要旨に基づく一次審査で選ばれた演題について、9 月12 日(木)に口頭発表による二次審査を行います。ポスター発表部門においては全応募演題に対して、9 月12 日(木)に審査員による質疑応答を含めたプレゼンテーションの審査を行います。
そ の 他:
審査基準についての詳細な情報は、オンライン登録サイトに掲載する「優秀発表賞の考え方と審査方法」をご参照ください。

10 発表形式
口頭発表:
発表時間10 分、質疑応答5 分とします。会場にはWindows コンピュータを用意いたします。搭載ソフトはMicrosoft Office PowerPoint 2010 (Windows) です。
別バージョンのPowerPoint でファイルを作成した場合は、上記の環境で問題なく動作することを事前にチェックしてください。作成した PowerPoint ファイルをUSB フラッシュメモリかコンパクトディスク(CD-R)に保存し、各会場の受付へ提出してください。なお、USB フラッシュメモリ、PowerPoint ファイル等がコンピュータウイルスに感染していないことを事前に必ずご確認ください。
ポスター発表: 会場には、横85 cm、縦120 cm 程度のボードを準備する予定です。
11 企画シンポジウム
 本大会では、「 乳牛の発情─受胎率向上に向けた最近の知見─」ならびに「生殖・発生・行動と化学物質」と題した2つのシンポジウムを同時開催します。世代や専門領域の壁を超えて、活発な意見交換ができる場を提供したいと考えております。

日 時: 9 月14 日(土) 10:00 ~ 12:00

シンポジウム1: 乳牛の発情─受胎率向上に向けた最近の知見─
演題1
泌乳牛の発情周期および周排卵期における卵胞と黄体の消長ならびにProgesterone、Estradiol-17β、LH の血中動態 遠藤なつ美(岐阜大学研究員)
演題2
肉牛および泌乳牛における発情の強度(歩数計および乗駕検知器)と排卵の関係 吉岡 一(家畜改良センター宮崎牧場)
演題3
高泌乳牛における分娩後早期の排卵・発情の特徴とその後の受胎性との関係坂口 実(北里大学)
演題4
タイストール舎飼泌乳牛の周排卵期における発情徴候からみた授精適期の判定住吉俊亮(NOSAI 神奈川)
演題5
シバヤギを用いた泌乳牛の分娩後の鈍性発情等の異常発情の発生機序の検討永井清亮(NOSAI 肝属)

シンポジウム2 : 生殖・発生・行動と化学物質
演題1
新生仔マウスへの化学物質単回曝露が及ぼす性分化と生後神経新生への影響横須賀誠 (日本獣医生命科学大学)
演題2
ラット周生期エストロゲン活性物質曝露による遅発影響―毒性学的視点での解析 代田眞理子(麻布大学)
演題3
エストロゲン様物質の周生期曝露が繁殖・情動・学習行動におよぼす影響川口真以子(明治大学)
演題4
ディーゼル排ガス、PM2.5 の生殖影響(仮題) 鈴木 明(国立環境研究所)

12 第14 回若手企画シンポジウム
日 時: 2013 年9 月12 日(木)18:00 ~
会 場: 農学部生協
 毎年好評を頂いております若手企画シンポジウムは、今年も開催予定です。参加者の皆様に楽しんで頂き、かつ有意義に過ごせる場を提供するべく新たな企画の検討も進めています。多くの人々と語らい、交流できる企画にしたいと考えていますので、当日は多数の学生・若手研究者だけでなく様々な年代の研究者の参加をお待ちしております。詳細については若手奨励策検討委員会web ページや学会メーリングリストを通じてお知らせします。
13 男女共同参画推進ランチョンセミナー
日 時: 2013 年9 月13 日(金)12:00 ~
会 場: 未 定
 学会における男女共同参画の意義を会員の皆様と共有することを目的に、今大会でもランチョンセミナーを開催いたします。様々な立場や年代の研究者、学生さんのご参加をお待ちしております。
14 市民公開講座
テーマ:「体外受精等の生殖細胞操作技術のヒト不妊症への応用とそれらの技術の過去・現在・未来」
日 時:2013 年9 月14 日(土)15:30 ~(予定)
会 場 : ルミエール府中 コンベンションホール飛鳥(府中市: 京王線府中駅徒歩6 分)
参加費:無 料
 動物繁殖学の研究において動物の育種改良ならびに効率的生産を第一義的な目標として開発、発展してきた生殖細胞操作技術がヒトの不妊症の最新治療法として活用されています。さらに、動物の繁殖においては性判別精子や胚の性判別の他、特別な遺伝子を受精卵に注入したトランスジェニック(遺伝子注入)動物などが家畜生産や研究に応用されています。このような生殖細胞操作法に関する現状を動物繁殖学研究の推進・発展を目的とする本学会が市民公開シンポジウムを主催して、1)ヒトの不妊症において最近広く活用されている生殖細胞操作技術、2)生殖細胞操作技術が如何に開発され、発展してきたか、3)その他の生殖細胞操作技術の応用の現状と展開、について紹介し、生殖技術研究の果たして来た役割や将来に向かっての研究推進の重要性を市民の皆さんと共に考えたいと思います。
講演1 ヒト不妊治療における体外受精の現状 雀部 豊(幸町IVF クリニック)
講演2 動物における繁殖技術の開発と発展 高橋 芳幸(北海道大学)
講演3 生殖工学技術が拓く未来の動物利用 長嶋比呂志(明治大学)
15 各種委員会
 本大会前日9 月11 日(水)午後に、プログラム委員会、広報委員会、表彰選考委員会、常務理事会、理事会および編集委員会を行います。また、評議員会、男女共同参画推進委員会、若手奨励策検討委員会は本大会会期中に行う予定です。
16 託児室
 お子様連れの参加も可能なように、本大会では学内にある託児施設を利用することが可能です。ご希望のある方は準備の関係上、あらかじめ大会事務局(srd106@cc.tuat.ac.jp)までご連絡・ご相談下さい。
17 学会会場への案内
【飛行機】
Access 羽田空港から府中キャンパスへ
モノレール:東京モノレール 羽田空港駅から浜松町駅 約22 分
  ↓
JR 山手線:JR 山手線(内回り)浜松町駅から東京駅 約5 分
  ↓
JR 中央線:JR 中央線 東京駅から国分寺駅 約34 分(特別快速利用)
  ↓
バ ス: 国分寺駅南口2 番乗場「府中駅行(明星学苑経由)」 約10分
    晴見町(農工大前)下車すぐ

【鉄 道】
■ JR 中央線:「国分寺駅」下車
 南口2 番乗場から「府中駅行バス(明星学苑経由)」約10 分「晴見町」バス停下車
■ JR 武蔵野線:「北府中駅」下車 徒歩約12 分
■京王線:「府中駅」下車
 北口バスターミナル2 番乗場から「国分寺駅南口行バス(明星学苑経由)」約7 分
 「晴見町」バス停下車
 ※ 会場には駐車場をご用意できませんので、公共交通機関をご利用下さい。
 ※ 宿泊については各自でお申し込みいただきますようお願い申し上げます。なおオンライン登録サイト内に宿泊案内がございますのでご利用ください。

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